ダイヤモンド・プリンセス号、下船までの経緯は?【新型コロナウイルス】(ハフポスト日本版)
新型コロナウイルスの集団感染が発生している大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の感染対策に世界中から注目が集まっている。日本の水際対策の要となったクルーズ船のこれまでの経緯をまとめた。 どんな船 ダイヤモンド・プリンセス号は、2004年に三菱重工業長崎造船所で建造された。アメリカのクルーズ会社「プリンセス・クルーズ」が運航しており、日本発着クルーズは2014年から開始された。 1月20日、横浜から出航 今回は1月20日に横浜を出港し、香港やベトナム、台湾、沖縄をまわって2月4日午前に横浜に帰港するスケジュールだった。 2月1日、香港で下船した乗客の感染が確認 衝撃が走ったのは、2月1日。香港政府は25日にダイヤモンド・プリンセス号に乗って香港に帰国した男性(80)から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が確認されたと発表。 2月3日、検疫開始 クルーズ船は2月3日夜に横浜港に到着。着岸せずに停泊し、日本政府の検疫下に置かれた。発熱などの症状がある人を確認。 2月5日、隔離開始 2月5日、乗員乗客のうち10人に新型コロナウイルスの感染が確認された。この日の朝以降、感染拡大を防ぐために乗客全員を自室待機として事実上の隔離措置を開始。発熱などの症状がある人を中心に、新型コロナウイルスの検査も順次行い、検査結果が発表されるたびに感染者の数は増加。2月15日までに計218人の感染者が確認された。 海外の批判 船内での感染者が日々拡大していくことに、海外からは懸念の声も上がった。特に日本人に次いで乗客が多かったアメリカでは、「感染拡大の第二の震源地を作った」(ABCニュース)「公衆衛生の危機対応で『こうしてはいけません』という教科書の見本のような対応」(ニューヨークタイムズ)などの批判も。 海外からは続々とチャーター機派遣へ アメリカ政府は2月16日から17日にかけて、ダイヤモンド・プリンセス号に乗っているアメリカ国民を退避させるためのチャーター機を派遣して帰国させた。これに続き、イギリスやイタリア、カナダ、オーストラリアなどの国も検査で陰性だった自国民を退避させるためのチャーター機を派遣する意向を明らかにした。…