「AI美空ひばり」の紅白出場が話題に。過去にはhideなども…テクノロジーの力で“蘇った”スターたち(ハフポスト日本版)
12月31日に放送される「第70回NHK紅白歌合戦」に、『AI美空ひばり』が登場する。美空ひばりさんの歌声をAIで再現し、新曲「あれから」を歌唱するというNHK発足の一大プロジェクトだ。9月の特集番組放送後はネット上で驚きと賛否両論の声が上がった。テクノロジーの力で、亡くなった人と「再会」する。そんな未来がくるのだろうか? 日本の外に目を向けると、過去にはマイケル・ジャクソンなどもCG映像でステージに蘇ったことがあった。 声をボーカロイドで再現、放送後は大きな反響 「AI美空ひばり」は、没後30年を迎えた昭和の歌姫・美空ひばりさんの新曲ライブを、現代のAI(人工知能)技術を用いて実現するというプロジェクト。9月29日に特集番組が放送され、12月18日には新曲「あれから」がCD発売された。 (YouTube動画) 美空さんの声は、ヤマハが開発した歌声合成技術「VOCALOID:AI(ボーカロイド:エーアイ)」で再現。過去の音声データをAIが学習し、「神秘の歌声」と表現された本人の歌声に近づけた。新曲の作詞を秋元康さん、振り付けを天童よしみさん、衣装デザインを森英恵さんが担当。企画には長男の加藤和也さんをはじめ、ファンクラブ会員など長年のファンの協力があったことも番組で放送された。 過去にはマイケル・ジャクソン、X JAPANのhideなども かつてのスターを3Dホログラムなどのデジタル技術で蘇らせる手法は、過去にも繰り返されてきた。海外では、2014年に音楽祭「ビルボード・ミュージック・アワード」でマイケル・ジャクソンが”復活”した。2012年の「コーチェラ・フェスティバル」では、25歳でこの世を去ったラッパー2PAC(2パック)の立体映像がステージに現れ、Snoop Dogg(スヌープドッグ)、Dr. Dre(ドクター・ドレー)と共演を果たしている。2020年には、アメリカの歌手ホイットニー・ヒューストンのホログラム映像を使ったコンサート・ツアーがイギリスで開催されるという。CNNによると、遺産を管理する義姉は「(ホイットニーさん本人が)ホログラムでステージに立つというこのアイデアをとても気に入ってくれるはず」とコメントしている。日本では、2015年、横浜に開館したホログラフィック劇場「DMM VR THEATER」第1弾企画として、X JAPANのギタリスト・hideのホログラフィックライブが開催されたことがある。 問われる倫理観…