国内

「生涯未婚率」やめます、政府 「50歳時」に変更(共同通信)

 50歳まで一度も結婚をしたことのない人の割合を示す「生涯未婚率」について、政府が表現を変更し、「50歳時未婚率」に統一することが23日、分かった。「50歳以降は結婚できないのか」といった意見を受け、「生涯」という言葉は正確性を欠くと判断。未婚化・晩婚化といったライフスタイルや結婚観の多様化に用語を合わせた形だ。 既に政府が刊行する一部の白書では生涯未婚率という言葉の使用を中止。人口推計などの統計で重要なデータとなるため公表は続けるが、今後は50歳時未婚率に統一する方針だ。ただ用語が定着しているため、当面は併記する場合もある。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

87%超で全過程の録音・録画 警察の取り調べ、来月義務化(共同通信)

 2018年度中に全国の警察が実施した裁判員裁判対象事件の取り調べのうち、全過程の録音・録画(可視化)を試行したのは2860件(前年度比242件増)だったことが23日、警察庁のまとめで分かった。全過程可視化の実施率は17年度の81.9%より増え、87.6%となった。 6月1日の改正刑事訴訟法施行で、全過程可視化は試行から義務化へと移行する。警察庁の担当者は「試行を踏まえ、義務化にも速やかに対応したい」と話した。 警察庁によると、18年度の対象事件は3266件。一部可視化を含めた可視化全体の件数は3130件(同53件増)だった。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース