台風14号は暴風域を伴い北上 奄美や九州南部で影響長引くおそれ(ウェザーニュース)
7日(水)3時現在、台風14号(チャンホン)は日本の南の海上を西北西に進んでいます。やや発達し、風速25m/s以上の暴風域ができました。 このあとも台風の発達に適した環境の領域を北上するため、勢力を少しずつ強めながら、奄美地方や西日本太平洋側に接近すると予想されています。 ▼台風14号 10月7日(水)3時 存在地域 日本の南 移動 西北西 10 km/h 中心気圧 980 hPa 最大風速 30 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 40 m/s進路やスピードの予想が難しく予報円が大きい台風は週末にかけて発達しながら北西に進み、奄美や九州に接近して、その後は日本列島の南岸を東に進む予想です。東に向きを変えるタイミングでは、速度がかなり遅くなることが予想され、影響が長引くおそれがあります。 ただし、10日(土)以降は予報円が非常に大きく、11日(日)3時の予報円でも九州から関東を覆うほどとなっています。 現段階では進路やスピードの予想の幅が非常に大きく、正確に絞り込むのが難しい状況です。(※予報円の大きさは台風の強さや大きさではなく、進路の不確実性を示します。)東に進路を変えるタイミングや場所に大きな違いヨーロッパやアメリカなど世界各地の気象機関が計算したシミュレーション結果で今後の位置を比較すると、ほとんどが今後は北西に進んだ後、東向きに進路を変える方向に揃ってきました。ただ、いつ・どこで進路を東向きに変えるのか、タイミングや場所には依然として大きな違いが見られます。予想に大きな幅がある状態が続いており、予報円が大きくなる要因となっています。…