政治

現・前埼玉知事が対談 前知事の上田氏は「新党構想」披露 立民と国民合流後の「受け皿」必要(産経新聞)

 前埼玉県知事で無所属の上田清司参院議員(埼玉選挙区)が「新党構想」を披露した。立憲民主党と国民民主党の合流が実現した場合、政策の不一致に反発する議員が出ると予測した上で「受け皿」を作る必要性に言及したのだ。 「合流したら、何人か飛び出したりあふれ出したりする人が出るかもしれない。その時は何らかの形で受け皿を作らないといけないこともあるかな」 上田氏は7日、昨年8月の埼玉県知事選で応援した大野元裕知事とさいたま市内で対談し、こう語った。 立憲民主党と国民民主党の間には、憲法やエネルギー政策をめぐって埋めがたい溝が横たわる。仮に一つの党になったとしても、政策や理念のすり合わせが十分でないという不満が一部所属議員の間でくすぶるのは明らかだ。 知事就任前は国民民主党の参院議員だった大野氏にとっても、上田氏の構想の行方は気になるところだろう。ただ、現在は行政のトップという立場もあってか、この日の対談では論評を避けた。 もっとも、上田氏は両党の合流自体に否定的な立場のようだ。「無理に合体すると内部の路線闘争が話題になる」と指摘した上で「丁寧に議論していけば、国民民主党も立憲民主党も別々でも一緒の仕事をできると思う」と語り、異なる政党のまま協力関係を維持すべきだとの認識を示した。 対談では、上田氏が、自身の実質的後継者である大野氏を「高い見識と的確な判断力を持っている。私も他人に自慢ができてうれしい」と称賛し、大野氏も「県庁の職員の質は上田氏が残してくれた大きな財産だ。しっかりと使わせていただきたい」と“先輩”を持ち上げた。(竹之内秀介) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

辺野古、70m下も軟弱の可能性 埋め立て海域の海底地盤(共同通信)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設を巡り、埋め立て予定海域の一部で、約70メートルより深い海底の地盤が「軟弱」である可能性を示すデータが出ていたことが10日までに分かった。防衛省は「民間の委託業者が独断で行った。方法も簡易なもので、信頼に値するデータではない」と説明している。 同省は過去の正規の調査結果を踏まえ、約70メートルより深い海底の地盤は安定しており、約70メートルまでの軟弱な地盤に砂を締め固めたくいを打ち込んで強化すれば足りるとの立場。河野太郎防衛相も10日の記者会見で「防衛省の方法で問題はない」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

イランの「海自艦追尾」回答せず 河野防衛相、共産党の質問に(共同通信)

 河野太郎防衛相は10日の衆院予算委員会で、共産党から中東のホルムズ海峡で昨年10月、海上自衛隊の艦艇2隻がイランの革命防衛隊とみられる船から追尾を受けた可能性について問われ、具体的な回答を拒んだ。 共産党の穀田恵二氏が、防衛省が同党に提出した艦艇日誌や一部報道を基に質問した。 共産党によると、提出されたのは掃海母艦「ぶんご」と掃海艇「たかしま」の昨年10月23~25日の「航泊日誌」。24日は「ホルムズ海峡に入る」「ホルムズ海峡を出る」などの記載があり、それ以外の動きは大部分が黒塗りだった。一方、23、25両日は艦艇の動向がより詳細に開示された。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

菅氏、4月以降に皇位継承策検討 旧宮家男子に復帰の意向確認せず(産経新聞)

 菅義偉官房長官は10日の衆院予算委員会で、安定的な皇位継承策の検討について、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣となられたことを内外に示す4月19日の「立皇嗣の礼」以降に実施する方針を示した。菅氏が時期を明言するのは初めて。また、旧宮家男子の皇族復帰案に関し、対象者に意向を確認したことはないとも明かした。 旧宮家男子に皇族復帰の意向を確認するかどうかについては「今までやっていないし、そこは考えていない」と述べた。 菅氏は立皇嗣の礼について「天皇陛下のご退位、ご即位の一連の行事の最後の行事だ」とした上で「この行事を終えた後に具体的にさまざまなことを詰めていきたい」と説明した。同時に、有識者への意見聴取に既に着手したことも認めた。立憲民主党の山尾志桜里氏の質問に答えた。  【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

答弁「迷走」の北村地方相、予算委で陳謝 職員アシストの場面も(産経新聞)

 北村誠吾地方創生担当相は10日の衆院予算委員会で、7日の予算委での「桜を見る会」の公文書管理に関する自身の答弁について「おわびして訂正させていただく」と陳謝した。10日の予算委では、公文書管理に詳しい内閣府職員が政府参考人として答弁する場面もあり、北村氏は何とか乗り切った。 7日の予算委では、立憲民主党の黒岩宇洋氏が桜を見る会の推薦者名簿管理に関する根拠法令などを質問した。北村氏が条文などを説明したが、黒岩氏は「かみ合わない」として納得せず、野党の議員が途中退席して散会した。残りの質疑が10日に行われることになり、北村氏は9日の秋田出張をとりやめ、答弁の準備を行っていた。 北村氏は10日の予算委前の記者会見で、野党側から閣僚としての資質を問う声が出ていることに対し「引き続き真摯(しんし)に職責を果たしていきたい」と述べ、辞任しない考えを強調。「反省すべき点は反省し、先に向かってどのように臨むかということが大事だ」と述べていた。 10日の予算委は、野党側が政府参考人の出席に反対し、開会が約1時間遅れた。(田中徹) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

山梨・甲州市長に鈴木幹夫氏 前職辞職受け新人対決制す(産経新聞)

 山梨県甲州市の田辺篤前市長の辞職に伴う市長選は9日投開票され、無所属新人で前県議の鈴木幹夫氏(68)が無所属新人で元市議の相沢俊行氏(64)を破って初当選を果たした。投票率は62・82%(前回62・04%)だった。 午後10時過ぎ、塩山下於曽の選挙事務所に集まった自民党の堀内詔子衆院議員、森屋宏参院議員、県議、市議や支持者から拍手と歓声が上がった。田辺氏も駆け付けた。 鈴木氏は「厳しい戦いだったが、政治経験や国、県との人脈が評価されたのだと思う。市民と対話して新しい甲州市をつくっていきたい」と話した。 観光施設「勝沼ぶどうの丘」を活用したまちづくりの在り方などが争点となったが、対立軸は見えにくかった。自民党県連幹事長などを歴任した鈴木氏は、県連の推薦を受けてやや優位に選挙戦を展開。相沢氏は無党派層の取り込みや自民票の切り崩しを狙ったが及ばなかった。 田辺氏は物忘れなど高齢による衰えを理由に昨年12月に引退を表明し、4期目途中の先月31日付で辞職していた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

前橋市長選、山本氏3選 保守分裂の混戦制す(産経新聞)

 任期満了に伴う前橋市長選は9日投開票され、無所属現職の山本龍氏(60)が3選を果たした。過去最多の6人が立候補し、保守分裂の激戦となる中、元自民党県議の無所属新人、岩上憲司氏(47)との事実上の一騎打ちを制した。投票率は43・16%で、過去最低だった前回30・97%を上回った。当日有権者数は27万7549人(男13万4504人、女14万3045人)。 ほかに立候補したのはいずれも無所属新人で、得票順に元前橋市議の中島資浩氏(48)▽元自民党衆院議員で行政改革担当相を務めた佐田玄一郎氏(67▽元前橋市議の店橋世津子氏(58)=共産推薦▽元自民党衆院議員で行政改革担当相を務めた佐田玄一郎氏(67)▽元みどり市議の海老根篤氏(72)-の4人。 選挙戦では、現職の山本氏の市政運営に対する評価に加え、市財政の在り方やまちづくりなどを争点に舌戦が展開された。2期8年の実績と知名度に勝る山本氏が保守分裂の逆風をはねのけて混戦から抜け出した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

前橋市長に山本龍氏3選確実 保守分裂制し5新人破る(共同通信)

 任期満了に伴う前橋市長選は9日投開票され、無所属現職山本龍氏(60)が、元自民党県議岩上憲司氏(47)ら無所属5新人を破り3選を確実にした。山本、岩上氏ら3人が自民党籍を持ち、保守分裂選挙に。自民は2016年の前回選で山本氏を推薦したが、今回は絞れず自主投票だった。市選挙管理委員会によると、投票率は43.16%で前回を12.19ポイント上回った。 ほかに敗れたのは、元自民党衆院議員で行政改革担当相を務めた佐田玄一郎氏(67)、共産党県常任委員店橋世津子氏(58)=共産推薦、元市議中島資浩氏(48)ら。佐田氏が自民党籍を持つ。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

前橋市長に山本氏3選 保守分裂激戦制し5人下す(共同通信)

 任期満了に伴う前橋市長選は9日投開票され、無所属現職山本龍氏(60)が激戦の末、元自民党県議岩上憲司氏(47)ら無所属5新人を破り3選を果たした。山本、岩上氏ら3人が自民党籍を持ち、保守分裂選挙に。自民は2016年の前回選で山本氏を推薦したが、今回は絞れず自主投票だった。市選挙管理委員会によると、投票率は43.16%で熾烈な争いを反映し前回を12.19ポイント上回った。 ほかに敗れたのは、元市議中島資浩氏(48)、共産党県常任委員店橋世津子氏(58)=共産推薦、元自民党衆院議員で行政改革担当相を務めた佐田玄一郎氏(67)ら。佐田氏が自民党籍を持つ。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

九州新幹線全線フル規格に反対 長崎、佐賀の共産党県議(共同通信)

 九州新幹線長崎ルート(博多―長崎)に関するシンポジウムが長崎市で9日開かれ、長崎県の堀江ひとみ県議、佐賀県の武藤明美県議(ともに共産党)は与党が適当とした全線フル規格で整備する場合、佐賀県への財政負担が重いなどとして反対する立場を示した。長崎ルートのうち佐賀県内の新鳥栖―武雄温泉は整備方式が決まっておらず、着工していない。 両県は新幹線と在来線の両方を走れるフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の採用で合意していたが、開発の遅れなどを理由にFGT導入が難しくなった。堀江氏は佐賀県の負担が増えるフル規格を長崎県が訴えるのは「虫のいい話だ」と批判した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース