政治

野田市長、花園ラグビー場振興の実績訴え4選 東大阪市長選(産経新聞)

 任期満了に伴う大阪府東大阪市長選と同市議選(定数38)は29日、投開票された。市長選では無所属現職の野田義和氏(62)が、無所属新人の浜正幸氏(67)=共産推薦=とNHKから国民を守る党新人の浜田聡氏(42)を破り、4選を果たした。市長選の投票率は38・91%で、前回(45・52%)を下回った。当日有権者数は39万9816人。 市長選は3期12年におよぶ野田市政の評価のほか、子育てやまちづくり政策などが争点となった。 同市小阪の野田氏の選挙事務所は「当選確実」の一報が入ると歓声が起きた。野田氏は支持者らとバンザイした後、「市民の声を聞きながら、改めて東大阪の市政を推進していきたい」などと語った。 野田氏は今回、政党からの推薦を受けず「オール東大阪」を掲げて選挙戦に臨んだ。ラグビー・ワールドカップ日本大会会場の花園ラグビー場を中心としたスポーツの振興や中小企業のビジネス支援の推進などを訴え、幅広く支持を集めた。 浜氏は行政の無駄に焦点を当て市政の転換を主張、浜田氏は「ネット選挙」を展開したが及ばなかった。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「ポスト安倍」へ新たな試練 河野防衛相、辺野古に挑む(産経新聞)

 今月11日の内閣改造で、歴代で初めて外相から横滑りで抜擢(ばってき)された河野太郎防衛相。外相時代は行動力や発信力を見せ、「ポスト安倍」候補に取り沙汰されるまでになったが、防衛相は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設など複雑で繊細な問題を扱わなければならない。就任後初となる29日の沖縄県訪問は、新たな試練の始まりにもなった。 ■打開できなかった歴代防衛相 「意見の違いはあるが、できる限り知事と顔を合わせ、沖縄の負担軽減と発展のためにしっかり話し合いをしていきたい」 河野氏が29日夕、玉城デニー知事との30分間の会談でこう強調すると、玉城氏は何度もうなずいた。両氏は旧知の間柄。冒頭には県職員から河野氏に就任祝いの花束が贈られ、玉城氏も拍手を送った。河野氏は政府方針への理解を丁寧に求める姿勢に徹し、対話を重んじる姿勢も強調した。 だが、辺野古移設に話が及ぶと、全くの平行線をたどった。現状では沖縄県の基地負担軽減のためには辺野古移設以外の方策が見当たらない。しかし政府と県が対立し、歴代防衛相も事態を打開できなかった。 安倍晋三首相は防衛相起用に際して「辺野古があるからね」と河野氏に話した。首相は河野氏をリーダーに育てるためにも、地元との困難な調整や信頼関係作りを担わせる考えだ。 ■毅然とした発言、少ない「雑巾がけ」 河野氏が約2年間の外相時代に訪れた国・地域は77(延べ123)で過去最多。いわゆる徴用工問題などに関しては原理原則論を貫き、歯に衣(きぬ)着せぬ発言は対韓国で毅然(きぜん)とした姿勢を印象付けた。防衛相就任後は全国の自衛隊部隊や災害現場の視察を積極的にこなし、持ち前の行動力は示している。 一方で「雑巾がけ」の経験は少ない。ある国防族議員は「対立する相手に正論を言うだけでは何も進まない」と懸念する。沖縄県訪問では安全運転を心がけた印象で、29日昼過ぎに面会した辺野古周辺地区の住民は「答えにメリハリがある。地域の話をしっかり受け止めていただいた」と評価した。 地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備地選定や、陸上自衛隊の垂直離着陸輸送機オスプレイの佐賀空港配備も地元との折衝が難航している。初当選時から目指していたという首相のいすを狙うには、こうした課題への取り組みが試金石になる。(田中一世)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

香港混乱、政府も国会も控えめな日本 習氏国賓来日に配慮?(産経新聞)

 政府は「逃亡犯条例」改正案を発端に混乱が続く香港情勢をめぐり、機会を捉えては日本の立場を表明してきた。ただ、日中関係の改善基調を背景に控えめな動きに終始している。 「デモ隊と警察などの衝突が激化し、多数の負傷者が出ていることを大変憂慮している」。茂木敏充外相は就任直後の今月11日の記者会見で、こう述べた。ただ、茂木氏が米ニューヨークで26日に中国の王毅外相と会談した際には、「会談時間が短かった」(外務省)として香港問題を取り上げなかったという。 安倍晋三首相も6月27日、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)出席のため中国国家主席として初来日した習近平氏と大阪市で会談した際、香港の状況を念頭に「引き続き『一国二制度』の下、自由で開かれた香港が繁栄していくことの重要性」を指摘。「自由」「開かれた」との言葉には中国への否定的な考えもにじむが、人権問題として直接は批判しなかった。この会談では習氏が国賓として来春来日することが固まり、刺激的な表現を避けた可能性がある。 一方、8月20日に当時の河野太郎外相が北京で王氏と会談した際には「対話を通じて平和的に事態が早期に沈静化することを強く期待する」と強調。翌21日の日中韓外相会談でも香港問題を取り上げた。 香港情勢をめぐっては米上下両院の外交委員会が、民主化勢力の支援に向け「香港人権民主法案」を全会一致で可決したが、今のところ日本の衆参両院に同様の動きは見られない。(原川貴郎) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

教職から政界に…子供の未来願う 前自民党衆院議員・宮川典子さん(産経新聞)

 イメージカラーの黄色のヒマワリであふれた祭壇の遺影では、誰もがすぐとりこになる在りし日の笑顔が輝いていた。 文部科学政務官や自民党女性局長代理などを歴任した前自民党衆院議員の宮川典子氏のお別れの会。実行委員長を務めた麻生太郎副総理兼財務相は「われわれは今、欠くことのできない真の保守政治家を失い誠に痛切の極みだ」と悼んだ。 教職から政界に飛び込んだのは、自ら命を絶った2人の教え子がきっかけだった。「この国は努力をしても報われない」。そんな趣旨の遺書を残した2人の死に向き合い、「今の教育のままでは子供たちに明るい未来を与えられない」と松下政経塾の門をたたいた。 平成22年の参院選山梨選挙区では「日教組のドン」と呼ばれた輿石東元参院副議長に約3700票差まで迫った。24年の衆院選山梨1区で初当選。女性の政治進出にも取り組み、国政選挙などで候補者数をできる限り男女均等にするよう政党に努力義務を課す「政治分野の男女共同参画推進法」の成立に尽力した。 3年半前、医師から乳がんと告げられた。「がんと戦う」と前を向き、治療を続けたが、志は道半ばで途絶えた。会に出席した輿石氏は「子供たちの幸せを一番願っていたと思う。本当に残念だ」と悔やんだ。 三原じゅん子党女性局長は「政治家、宮川典子の思いに全力で取り組むことを約束する」と誓った。 12日、乳がんのため死去。40歳。(今仲信博) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

ラグビーW杯 中谷元・議連会長「運ではなく実力」「サムライ精神発揮」(産経新聞)

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会成功議員連盟会長を務める自民党の中谷元・元防衛相は28日夜、日本がアイルランド戦で勝利したことについて、産経新聞の取材に「運ではなく、まさに実力があるから勝てたと思う。一つ一つのプレーで真剣勝負をした結果であり、まさにサムライ精神を発揮してくれた」と称賛した。 その上で「選手たちは試合を通じてどんどん成長し、いい試合ができている」と指摘。「次の戦いに備え、ぜひ決勝リーグに進んでもらいたい。全力でぶつかるラグビーの醍醐味(だいごみ)を発揮し、感動を与えてほしい」とエールを送った。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

自民、改憲へ挙党態勢 幹部始動、二階氏は地元で大規模集会(産経新聞)

 自民党が結党以来の党是とする憲法改正に向け挙党態勢で動き出した。二階俊博幹事長や岸田文雄政調会長ら党四役が前面に立ち、全国各地での集会や講演などを展開する。改憲議論を活発化させ、国民の理解や世論の喚起につなげたい考えだ。(石鍋圭) 「憲法改正は、ほかのいかなる議案よりも重要だ」 二階氏は24日の記者会見でこう強調した。これまで憲法議論に距離を置いてきた二階氏だが、安倍晋三首相(党総裁)が今回の党人事にあたり挙党態勢で改憲に臨む決意を示すと、いち早く呼応。10月18日に地元・和歌山県での1千人規模の憲法集会開催を早々に決めた。首相側近として改憲に取り組む下村博文選対委員長が講演し、首相もビデオメッセージを寄せる。 党和歌山県連関係者によると、憲法記念日がある5月以外で大規模な憲法集会を開くのは異例だという。二階氏周辺は「二階氏が動かなければ『挙党態勢』は始まらない。地元での集会はわかりやすいメッセージだ」と解説する。 岸田氏も腰を上げた。訪問先のシンガポールで21日、改憲をテーマにした地方政調会を開く考えを表明。自衛隊明記など4項目の党改憲案に加え、環境など新たなテーマを議論する必要性にも触れた。首相が目指す改憲に貢献することで「ポスト安倍」としての存在感を発揮したい狙いもある。 稲田朋美幹事長代行は女性層にターゲットを絞る。自身が共同代表を務める議員連盟「女性議員飛躍の会」が中心となり、全国各地での街頭演説や勉強会を計画している。稲田氏は「女性は9条改正に対する抵抗感が強い。女性の立場から丁寧に改憲の必要性を説明する必要がある」と周囲に意欲を示している。 産経新聞社などが14、15両日に行った世論調査で、安倍内閣が優先して取り組むべき課題を聞いたところ、「改憲」は4・7%だった。「社会保障」(34・0%)や「経済対策」(22・6%)に比べ低調で、党幹部が改憲の必要性を国民にどれだけ浸透させられるかが焦点となる。 一方、挙党態勢と逆を行くのが石破茂元幹事長だ。20日のBSフジ番組では、4項目の党改憲案は総務会の意思決定を経ていないと主張。党内で再議論する必要があるとの持論を展開したが、党幹部は「党内議論は決着した。時間を巻き戻している余裕はない」と突き放している。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

ラグビーW杯 河村建夫議連副会長「ファイナルまで突っ走って」(産経新聞)

9/28(土) 19:26配信  ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会成功議員連盟の副会長を務める自民党の河村建夫元官房長官は、日本代表のアイルランド戦勝利について、産経新聞の取材に「後半、スタミナには自信ありと聞いていたので、ひょっとしてとは思っていたが、やったね。2度あることは3度あるというから、ファイナルまで突っ走ってほしい」とのコメントを寄せた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

W杯、首相「感動をありがとう」 アイルランド戦勝利祝福(共同通信)

9/28(土) 19:22配信  安倍晋三首相は28日、ラグビー・ワールドカップ(W杯)で強豪のアイルランドに勝利した日本代表に対し、ツイッターで「チームワークの大勝利! とてつもない感動をありがとう」と称賛した。「日本代表の皆さん、本当におめでとうございます」と祝福した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

古賀元幹事長「9条は世界遺産」 新著で現職議員に警鐘(共同通信)

 国会議員を引退した自民党の古賀誠元幹事長が28日、著書「憲法九条は世界遺産」(かもがわ出版)を出版した。安倍晋三首相が意欲を示す憲法9条への自衛隊明記に「やってはダメだ」と明確に反対した。改憲論議の拙速を戒め、自民党の現職議員に警鐘を鳴らしている。 著書は昨年夏の講演録に加筆した。戦争で父を亡くした自身の生い立ちを紹介し「9条には戦争遺族の血と汗と涙が込められている。戦後不戦を貫いた9条の力は世界遺産だ」と訴えた。 現職議員には「平和に関しモノを言える国会議員であってほしい」と呼び掛けた。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

日EU、インフラ協力強化 安倍首相講演、中国を念頭(共同通信)

 【ブリュッセル共同】安倍晋三首相は27日(日本時間同)、ベルギー・ブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)の関連会合で基調講演し、東欧やアフリカでEUと協力して質の高いインフラ整備を進める考えを表明した。巨大経済圏構想「一帯一路」を掲げて影響力を広げる中国の動向が念頭にある。インフラ整備の強化に関するEUとの合意文書にも署名した。 首相は講演で、日本とEUをユーラシア大陸の東西に位置し「共通の価値観を奉じる二つの頑丈な柱だ」と強調。双方が協力してインド太平洋や西バルカン諸国、アフリカで道路や港湾などのインフラを整備し、連結性を強化したいとの意向を示した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース