「女性は客寄せ」はね返す 賞金1億の競輪選手、猫に救われた10年
競輪場では猫がよく生まれるのだという。 その日も、連絡が来た。「川崎競輪場で、猫が生まれている」 急ぎ車を走らせた。生後1週間ほどの三毛猫。弱々しく鳴いていた。動物病院に連れて行き、検査を受けた後に、自分の家へ連れて帰った。飼い猫も寄り添う。子猫はミルクを飲み始めた。 あーよかった。そして、あーかわいい。 ただ、まだ排泄(はいせつ)も自分でできない。4時間ごとの授乳も必要だった。さて。どうする。 競輪選手の小林莉子さん(29)の育児が始まった。 そもそも、なぜ競輪場に猫がいるのか。育てた猫は10匹以上 選手の「授乳リレー」も 競輪選手は日本各地にある競…Source : 社会 - 朝日新聞デジタル