社会

炎に包まれる首里城 市消防局が消火中の動画と写真公開

【動画】炎上する首里城の動画を消防が公開=那覇市消防局提供  首里城(那覇市)の火災のときに、炎上する正殿などを間近で撮影した動画と消火活動中の写真を、那覇市消防局が公開した。朝日新聞の情報公開請求に11日に応じた。炎が噴き上げ、火勢が強いときには消防隊員も活動できない状況だったことが映されている。  市消防局が公開した動画は、10月31日午前3時58分から同5時35分の間に撮影された6本。記録のためにスマートフォンで撮影したという。出火から1時間あまり経った午前3時58分の動画では、正殿は炎に包まれているが、まだ赤瓦も一部に残り、原形をとどめている。  だが、それから約1時間後の午前4時41分には支柱だけが残る状態となり、5時35分の映像では完全に焼け落ちている。6本の動画には消防隊員が放水する様子はほとんど映っておらず、放射熱のために活動がままならなかった様子がわかる。  また、市消防局が公開した動画の中には、ネット上に出回ったものも含まれていた。午前4時2分に撮影された映像だった。  公開した写真は39点。明け方まで続く消火活動や、がれきと化した正殿の様子が写っている。(藤原慎一) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

虎ノ門ヒルズ駅は来年6月6日開業 東京メトロ日比谷線

 東京メトロと都市再生機構(UR)は11日、日比谷線の霞ケ関―神谷町に建設中の新駅「虎ノ門ヒルズ」(東京都港区虎ノ門1丁目)について、2020年6月6日に開業すると発表した。地下通路で銀座線の虎ノ門駅と結ばれ、徒歩7分ほどで乗り換えられるようになる。  虎ノ門ヒルズ駅は、霞ケ関駅から約800メートル、神谷町駅から約500メートルの、国道1号と環状2号線の交差点付近に位置する。線路を挟んで中目黒方面と北千住方面の二つのホームが向かい合う構造で、それぞれに地上に向かう出入り口やエレベーターが設けられる。  日比谷線の新駅は、1964年の全線開業以来初めて。東京メトロにとって初となるカタカナの単語を含んだ駅名は、一帯のまちづくりの中核となる超高層ビルの名にちなんだ。(細沢礼輝) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

法王へ贈る「銅板折り鶴」、平和への思い込め高校生制作

【動画】銅板で折り鶴 ローマ法王に贈ろうと高校生たちが取り組む=西晃奈撮影  23日から来日するローマ・カトリック教会のフランシスコ法王への贈り物として、広島市立広島工業高校の生徒7人が11日、手作りの「銅板折り鶴」を教会側に手渡した。銅は被爆後の1954年に世界平和を祈って建てられた世界平和記念聖堂(広島市中区)の屋根だったもの。「平和への思い」を込めて折った。  銅板折り鶴は高さ8センチ、幅15センチ、重さ60グラム。カトリック広島司教区の白浜満司教らに聖堂で6羽を手渡した。司教区はこのうち2羽を24日に法王に贈る予定で、4羽は司教区で保管する。  同校は2005年から授業の一環で銅板折り鶴を作り、文化祭などで販売。売り上げを原爆ドームの保存基金に寄付してきた。それを知ったカトリック広島司教区が今年8月、「法王への贈り物に」と作製を依頼した。  材料は16、17年に聖堂の屋… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

逃走男 確保時に手錠付けず「疲れました」(MBSニュース)

 9日大阪府東大阪市で、大阪地検の護送中に被告の男が逃走していた事件で、男が確保された際に手錠を身に着けず、「疲れました」と話していたことが分かりました。 覚せい剤取締法違反などの罪に、問われていた大植良太郎被告(42)は11日午後1時半すぎ大阪市内で確保されました。捜査関係者によりますと、その際、大植被告は抵抗する様子はなく、「疲れました」と話し逃走時につけていた手錠は、なかったということです。さらに警察は、大植被告を匿った疑いで知人の荻野侯昇容疑者(37)を逮捕しています。 今回の逃走事案について、大阪地検は、トップの検事正やナンバー2で広報担当者の次席検事が対応を拒否、上野暁総務部長が「近隣住民に不安を覚えさせ重く受け止めており申し訳なく思っている」とした一方、「護送について内規違反はなかった。収容の在り方は今後検討する」としています。MBSニュース 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

斎藤慎太郎七段が古森悠太四段下し2回戦へ/将棋・叡王戦本戦(AbemaTIMES)

11/11(月) 23:09配信  将棋の叡王戦本戦トーナメント1回戦が11月11日に行われ、斎藤慎太郎七段(26)が古森悠太四段(24)に108手で勝利した。【映像】斎藤慎太郎七段 対 古森悠太四段 序盤は先手の古森四段が三間飛車、後手の斎藤七段が居飛車という対抗形から進むと、自玉の守備力をいかしながら、厳しい寄せ。中盤以降ペースは渡さず、最後は即詰みに討ち取る快勝となった。 斎藤七段は2回戦で、真田圭一八段(47)と対戦する。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

奈良で民家全焼、焼け跡から1遺体(産経新聞)

 11日午後7時ごろ、奈良県上牧町友が丘の職業不詳、西田親正さん(78)方から出火していると通行人から119番があった。木造2階建て住宅が全焼し、1階の台所から性別不明の1人の遺体が見つかった。 西田さんと連絡が取れておらず、奈良県警西和署は身元の確認を急ぐとともに出火原因を調べている。 現場は西名阪自動車道・香芝インターチェンジから北東約1・7キロの住宅街。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

手錠や腰縄は外れ…護送車両から逃走の被告を確保(産経新聞)

 大阪府東大阪市の路上で大阪地検が収容した同府岸和田市、遊技機設置業、大(おお)植(うえ)良太郎被告(42)が護送中のワゴン車から逃走した事件で、地検は11日、被告の身柄を58時間ぶりに大阪市内で確保した。捜査関係者によると、「もう疲れました」と話しているという。逃走時、右手首にあった手錠や腰縄は外れていた。 同地検では10月30日にも岸和田支部で収容予定の女に車で逃げられ、その2日後に身柄を確保したばかり。地検の上野暁(さとる)総務部長はこの日、「重く受け止めている」と謝罪した。 被告は11日午後2時ごろ、大阪市の淀川に架かる十(じゅう)三(そう)大橋の上の路上で確保された。逃走時と異なり帽子をかぶり、マスクとサングラスを着けていた。 逃走は9日午前4時ごろ発生。被告が護送中の車内で「手錠がきつい」と申告し、検察事務官が左手首の手錠を外した隙に逃げた。もみ合いになった事務官2人が軽傷を負った。 捜査関係者によると、府警は11日、被告をかくまったとする犯人蔵匿の疑いで知人の塗装工、荻野侯昇(こうしょう)容疑者(37)=大阪市住吉区=を逮捕。また複数の少年が逃走に関与したとみて、任意で事情を聴いている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「地元のリンゴ未来につなぐ」感謝と決意胸に水害と向き合う 千曲川氾濫の長野市(産経新聞)

 台風19号による大雨で千曲川が氾濫し、大規模な浸水の被害に見舞われた長野市では、収穫を目前に控えた特産のリンゴも打撃を受けた。農家は今季の収入源を絶たれたほか、再建には泥水をかぶった畑の土を入れ替え、壊れた高価な農機具を買い替える高い壁が立ちはだかる。廃業の選択肢もちらつくが、徐々に前を向こうとする農家の姿も。「未来へとつなぎたい」と、決意を新たに復興を見据えている。(中村昌史) 千曲川の決壊場所近くを通る国道18号は「アップルライン」と呼ばれ、農家や直売所が軒を連ねる。例年なら収穫を迎えたリンゴが店頭に並び、甘い香りが辺りを包むが、今年は活気がない。至る所で、折れた木々が散らばり泥にまみれたリンゴも地面に転がる。 「壊滅的被害です」 同市の赤沼地区を中心に「フルプロ農園」を営むリンゴ農家の徳永虎千代さん(27)は、ため息を漏らす。4ヘクタールのリンゴ畑の8割以上が水没、農機具や設備も浸水被害で使いものにならなくなったという。徳永さんは「目先の被害だけではない。この先、どうなるのか」と表情を曇らせる。 リンゴは繊細な果物で、こまめな手入れを必要とする。苗木が収穫を期待できるまでに育つには、10年以上かかるとされる。濁流に漬かったリンゴの木々の多くは再生困難とみられる。再建には土を入れ替えるなどの作業を強いられ、多くの農家では、来季も満足な収穫は見込めない。 長野県のまとめでは、長野市内の果実の被害総額は3億円超。大部分はリンゴとみられている。市の担当者は「可能な限り支援していく」とするが、高齢の農家では、多額の資金と労力を必要とする再建をあきらめ、廃業に踏み切るケースも相次ぐ恐れがある。 徳永さんも畑だけではなく、事務所を兼ねた自宅も水没し一度は廃業の二文字が頭をよぎった。毎日のように顔を合わせていたおばの初美さん=当時(69)=も水害で亡くし、気力も失いかけた。 ただ、この1カ月、わずかに被災を免れた高台の畑の出荷作業に没頭、被害を心配し駆けつけてくれた知人やボランティアとのふれあいを通し、改めてリンゴを作る喜びがかみしめるようになり、再建に突き進む決意を固めたという。 インターネットで寄付を募り、被災した周囲の農家と共有する農機具を購入するなど、地域ぐるみの再生を加速させようとも考えている。 「自分にできることを地道に積み重ね、いつか支援に応えたい。地元の大切なリンゴを未来へとつないでいきたい」 徳永さんはそう力を込めた。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「天皇陛下万歳」連呼 令和の時代にどう見たらいいのか

 天皇陛下の即位を祝う9日の「国民祭典」の祝賀式典で、「天皇陛下万歳」の唱和が繰り返された。天皇、皇后両陛下が会場を出た後も続き、少なくとも16回。万歳三唱ならぬ、万歳「四十八唱」に令和の人々は何を思うのか。  皇居前広場に約3万人が集まった式典の締めくくりが万歳だった。伊吹文明元衆院議長が「両陛下の健康を祈念し、世界の平和を願い」などと前置きし、「天皇陛下万歳」と声を張り上げ、参加者も唱和。壇上のアイドルグループ「嵐」の5人も両手を上げた。その後も運営側の掛け声で、会場は「天皇、皇后両陛下万歳」「天皇陛下万歳」の連呼に包まれた。万歳に合わせ、両陛下も手に持ったちょうちんを上下に揺らした。  式典はテレビ中継され、SNS… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

フェリーの宇高航路、歴史に幕 瀬戸大橋開通で利用者減

 高松市の高松港と岡山県玉野市の宇野港を結ぶ宇高航路でフェリーを運航する四国急行フェリー(高松市)は11日、航路を12月16日から休止すると国土交通省四国運輸局に届けた。利用者減による収支の悪化が主な理由という。本州と四国の間に橋がなかった時代、物流の大動脈だった宇高航路が109年の歴史に幕を下ろす。  宇高航路は1910(明治43)年に国が開設し、旧国鉄の貨物や客車をのせた宇高連絡船が行き交った。その後、四国フェリー(のちに四国急行フェリーに運航を移行)など民間3社が相次いで参入。87年度には3社の船を、計400万人と車両190万台が利用した。  ところが88年に瀬戸大橋が開通し、橋の通行料が度々引き下げられて利用者が減少。民間の2社は2012年までに撤退した。唯一残った四国急行フェリーは1日5往復までに便を減らし、香川、岡山両県などから船の修繕費の支援を受けていたが、昨年度の利用は、運送業者や地元の人を中心に約13万6千人、車両約5万3千台にとどまり、1億円弱の赤字だった。  高松市内で記者会見した四国急行フェリーの堀川満弘社長(65)は「苦渋の決断。利用者には大変ご不便をおかけして申し訳ない」と無念の思いを語った。  届け出を受け、関係自治体などでつくる協議会が15日に開かれ、財政支援などを含め、運航休止への対応を検討する。(添田樹紀) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル