三井新2023年8月31日 18時37分 レギュラーガソリン1リットルあたりの全国平均価格が15年ぶりに過去最高値を更新するなど、価格高騰が止まらない。家計への影響を和らげるためにも、ガソリン代を抑えながら運転するポイントは――。日本自動車連盟(JAF)に聞いた。 JAFによると、ガソリン車の場合、市街地では運転中に消費される燃料のうち約4割が、発進時という。このとき心がけたいのは「ふんわりアクセル」と担当者。5秒かけて時速20キロに到達するようアクセルを踏むと、燃費は改善するという。 担当者は「後続車のストレスになったり、渋滞の原因をつくったりするような発進はしないように」とした上で、「一呼吸置いて、穏やかにアクセルを踏み込んでほしい」と話す。 走行時は無駄な加速や減速を避けて一定の速度で走ったり、減速時に早めにアクセルから足を離してエンジンブレーキを活用したりすることも「エコドライブ」では大事だという。 運転前にできることもある。 タイヤの空気圧が適正値に満たないと、市街地で2%、郊外で4%程度燃費が悪化するという。タイヤを動かすためによりエネルギーが必要になるためだ。 JAFが2021年に行った試験では、空気圧が適正値から30%減ると、燃費は1リットルあたり13キロから同12・4キロとなり4・6%悪化。60%減で同11・4キロとなり、12・3%も悪化した。 担当者は「給油の際など、少なくとも月に1度は空気圧を点検してほしい」と呼びかける。(三井新)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんSource : 社会 - 朝日新聞デジタル
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