社会

元文科相ら「失望感与えた」 英語民間試験延期で決議文

 2020年度から始まる大学入学共通テストでの活用が見送られた英語民間試験をめぐり、国会で5日、高校や大学、実施団体の代表らが参考人として出席し、異例の方針転換や新試験のあり方についてそれぞれの立場から国に訴えた。民間試験の活用を推進してきた文部科学相経験者らが萩生田光一文科相に異例の申し入れをするなど与党内でも混乱が広がっている。  5日の衆院の文科委員会。1日の突然の延期表明を受け、試験の実施を求めてきた日本私立中学高等学校連合会の吉田晋会長は「(準備をしてきた)子どもたちが迷子になるのは、本来避けなければいけなかった」と述べ、現行の試験の枠組みを残した仕組みづくりを訴えた。民間試験の一つ「GTEC」を運営するベネッセは、全国に約350の試験会場を確保するなど対応に追われてきた。準備の損害賠償を求めるか問われ、担当者は「まだ考えが及んでいない」。一方で、文科省が24年度実施に向けて検討する新制度について、求めがあれば協力していく姿勢を見せた。  京都工芸繊維大学の羽藤由美教授は「民間ありき、20年ありきで進めてきた結果の破綻(はたん)だ」と批判。英語のスピーキングテストを独自に開発して入試に活用してきた経験などから、民間試験団体の利益追求と、試験の公平性を確保することは両立できないとして、「(今回の制度を)マイナーチェンジするだけなら同じことになる。ゼロから考え直して」と求めた。  与党内では突然の延期表明に不満がくすぶる。柴山昌彦・前文科相、馳浩・元文科相らが5日、文科省を訪れ、萩生田氏に対し、「失望感を与えることになった」などとする自民党文科部会の決議文を手渡した。20年度に6割の大学(短大含む)が民間試験を活用予定だったことから、国が関与した上で民間試験の活用を進めるため、大学への助成金の拡充などを求めた。柴山氏は「予定通りのスケジュールで行うためにあと一押し、国が支援することは可能だったのではないか」と悔しさをにじませた。公明党も延期の経緯や検証などを求める提言書を萩生田氏に手渡した。(矢島大輔、宮崎亮) ■大学の対… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「その店は満席」嘘ついて自店に案内か バイト学生逮捕

 「その店は満席」などとうそを言ってアルバイト先の居酒屋を案内し、ライバル店の業務を妨害したとして、警視庁は、東京都調布市に住む大学4年の男子学生(21)を偽計業務妨害の疑いで逮捕し、5日発表した。  新宿署によると、学生は10月13日午後5時15分ごろ、東京都新宿区歌舞伎町1丁目のビルのホールで、このビルに入る飲食店を訪れた客2人に「満席なんです」「系列店で同じメニューを食べられる」などとうそを言い、自分がバイトする隣のビルの居酒屋を案内した疑いがある。調べに容疑を認め、「これまでもやった。店の人間から指示された」と供述しているといい、同庁は店の関与も慎重に調べている。  案内された約1時間後にこの客らが同署に通報し、発覚した。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

★11月の天体イベント★ 流星群や月と惑星の接近あり!(ウェザーニュース)

 空が澄んで星々が煌々と輝くようになり、星空観測が一層楽しい季節になってきました。 11月は、西の空に集まる木星や土星、金星、水星といった惑星や、月との共演に注目です。また、2つの流星群が出現ピークを迎えます。 夜は冷え込みますので、暖かくして星空観測をお楽しみください。 おうし座流星群が出現  11月上旬から中旬ごろ、おうし座「南」流星群・おうし座「北」流星群の活動が極大を迎えます。はっきりとした極大のない流星群ですが、「南群」は6日(水)頃、「北群」は13日(水)頃が極大とみられています。 出現数は、2つの群を合計しても1時間あたり最大で10個ほどの小規模な流星群です。4日(月)が上弦、12日(火)が満月で月明かりの影響が大きくなります。ただ、火球の割合が高いため、明るい流星を目にできるかもしれません。 防寒の準備を念入りにして、空を見上げてみてください。 しし座流星群が出現  18日(月)、しし座流星群の活動が極大を迎えます。予測極大時刻は14時と日中のため、18日(月)の未明から明け方と、19日(火)の未明から明け方が見頃となります。 近年の活動は低調で、さらに今年は下弦前の月が夜空を照らすため、流れ星はほとんど見えないかもしれません。見えたらラッキーです。気楽に流星を探してみてください。 細い月と木星が接近  28日(木)の夕方、南西の低空で月齢2の細い月と木星が接近し、その左には金星も並んで見ることができます。また、左上のやや離れたところには土星も見えます。 日の入り30分後の高度が約10度と低いので、あらかじめ見晴らしの良い場所を見つけておくと観測しやすくなります。 12月になると木星は夕方には沈むようになるため、今回が月と木星の接近を楽しむチャンスです。 細い月と金星が接近  29日(金)の夕方から宵に、南西の低空で月齢3の細い月と金星が並んで見えます。地球照を伴った幻想的な細い月と金星の共演は、数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさです。 金星の右下には木星、月の左上には土星も見え、にぎやかな夕景となります。 日の入り30分後の高度が約10度と低いため、あらかじめ見晴らしの良い場所を見つけておくと良さそうです。 次回の月と金星の接近は12月29日(日)です。 11月の満月はビーバームーン  11月は12日(火)22時34分に満月を迎えます。 アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。 11月は、ネイティブアメリカンがビーバーを捕まえるワナを仕掛ける時期という説と、ビーバーが冬の為のダム作りを始める時期という2つの説からビーバーと名づけられたとか。 同じまるい月でも、季節感が感じられますね。ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内…

防衛省、地元に詳細説明せず 米軍の規律違反(共同通信)

 高知県沖の太平洋上で昨年12月、米軍岩国基地(山口県岩国市)所属の機体が墜落した事故で、防衛省は5日、関係自治体に米軍の調査結果を伝えた際、同基地所属の部隊で重大事故につながりかねない規則違反が横行していたことを詳細に説明していなかったと明らかにした。 防衛省によると、米軍が9月26日に事故の報告書を公表したことを受け、10月中旬に高知県の他、広島、山口、沖縄の各県、岩国市などに各防衛局を通して概要を説明した。だが、規律違反は墜落事故の直接の要因ではなかったとして、積極的には取り上げていなかったという。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

小池都知事が北足立市場を視察 条例改正に意欲(TOKYO MX)

 東京都の小池知事は花の売買を行う北足立市場を初めて訪れ、取引の様子を視察しました。東京都は今後、市場の業務運営などを定めた条例を改正する方針で、知事は視察の結果を生かす考えです。 小池知事は11月5日朝、北足立市場を訪れ、都内の市場で唯一、指のサインで値段を決める「手競り」を行っている花卉(かき)の卸売り場などを視察しました。 東京都が運営する中央卸売市場は取引金額の減少や赤字経営が続いていて、都は2020年6月に卸売市場法が改正されるのに合わせ、都内の市場の業務運営などを定めた条例を改正する方針です。法改正では、民間が市場に参入しやすくなるなど規制緩和が進むため、東京都は競りなどの取引方法をそれぞれの市場が柔軟に決められるように条例を改正し、取引を活性化させたい考えです。 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

リアル「人生ゲーム」で街を活性化 東京・葛飾(TOKYO MX)

 京成線の青砥駅周辺で11月10日に「まちあそび人生ゲーム」という名前の“街歩きイベント”が開催されます。家庭用ボードゲームの「人生ゲーム」を模して、全長3.5キロの街全体が“体験型”の「人生ゲーム」の舞台となります。 「まちあそび人生ゲーム」のルールは、ルーレットを回して、マス目となった98の商店を巡り、イベントを通して模擬通貨「宝」を増やすというものです。ゲームの鍵となるのは、実在の学校や店などが登場する「マス目のエピソード」です。 家庭用ボードゲーム「人生ゲーム」を販売するタカラトミーも、本社のある東京・葛飾区の街の活性化を望んでいます。タカラトミーの担当者は「『人生ゲーム』があるから集まろうと、コミュニケーションをつなぎ留める役割になれればと思っている。『人生ゲーム』が街の活性化に役立つのはうれしい。こういった取り組みがどんどん広がっていけばいい」と話しています。 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

“大阪都”移行は2025年万博の年に 「ワン大阪」と松井市長(産経新聞)

 大阪市を廃止して特別区に再編する大阪都構想をめぐり、松井一郎市長は5日、制度移行の時期について令和7(2025)年1月を目指すと表明した。同年5月に開幕する大阪・関西万博を見据え、「新しい自治体の形『ワン大阪』で万博に臨みたい」と強調。松井氏が率いる大阪維新の会では3つの案が議論されたが、それぞれメリット・デメリットがあり、「万博の年」という象徴的意味がある7年1月案に軍配が上がった形だ。 都構想の賛否を問う住民投票は来年秋ごろに実施される見通し。ここで賛成多数となっても、組織再編やシステム改修などで3~4年の準備期間がいる。さらに実際の移行にはシステムの切り替えや端末の動作検証に4日ほど必要なため、維新では年末年始の休日利用を前提に、6~8年の年始案が検討されていた。 ここで議論の焦点となったのは、次の統一地方選で行われる大阪市議選(5年4月)と、特別区移行後の新たな区長・区議選のタイミングだ。 公職選挙法では、新たな地方公共団体の設置から50日以内に選挙を行うと規定。6年1月の移行となると、統一選から1年も置かずに再び選挙となり、コスト批判が避けられない。一方で8年1月にすると、統一選から期間があき、移行作業にも余裕が持てるが、住民投票から時間がかかりすぎる難点があった。 こうした検討を踏まえ、最終的に残ったのが7年1月案。もともと松井氏や吉村洋文知事(維新代表代行)は万博前の移行に思い入れが強かった。維新幹部は「新しい大都市のスタートを、万博の年から切りたい。そういうシンボリックな意味合いが大きい」と説明する。公明党は「独自の提案はせず、維新側の提案を受け入れる」(公明府本部幹部)という姿勢だ。 ただ万博や大阪府市が誘致を目指す統合型リゾート施設(IR)の設置目標と近接するため「府市職員の負担がかなり増え、行政運営に影響が出るのでは」との懸念もある。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

商店街の補助金不正受給、検証委が議会に報告 東京・杉並(TOKYO MX)

 東京・杉並区の商店街が、東京都の補助金1900万円を不正に受給していた問題について、調査を進めている区の検証委員会が区議会に初めて報告しました。委員や傍聴していた区民からは厳しい意見が出ました。 この問題は、杉並区の西荻窪商店会連合会がイベントの開催費用として、5年間で東京都の補助金1900万円を不正に受け取っていたものです。杉並区は東京都に補助金の全額と違約金、合わせて2400万円をすでに返還しています。 調査を進めていた杉並区の検証委員会は11月5日の区議会で、金額が記入されていない領収書の偽造が2件あったことなどを報告し、委員からは商店会への指導を徹底するよう求める意見が相次ぎました。 杉並区は11月下旬の区議会で、調査の最終報告を行う予定です。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

菊池桃子さんと結婚「とてもハッピー」 経産省新原局長

 タレントの菊池桃子さん(51)と結婚した経済産業省の新原浩朗・経済産業政策局長(60)が5日、記者団の取材に応じた。  菊池さんは2015年、安倍政権の「1億総活躍社会」の実現に向けた国民会議の民間議員に起用され、新原氏は同会議の事務局員だった。その縁で知り合い、交際に発展したという。  新原氏によると会議の終了後、「マネジャーも同席してフォローアップの状況説明をする中で意気投合し、今年になって結婚を前提にお付き合いすることになった」という。  新原氏は、菊池さんがタレントの仕事と子育てを両立している点を「心から尊敬している。そこがひかれた理由」とし、「お互い気が合ったということだと思う」と話した。  「小さい赤い花束を持って、結婚して下さい、とシンプルに申し上げた」「私自身はとてもハッピーです。これからいい家庭をつくっていきたい」とも語った。  新原氏は1984年に旧通産省(現・経産省)に入省。安倍首相の信任が厚い「官邸官僚」の一人として知られ、内閣府の政策統括官時代には安倍政権の看板政策「働き方改革」の実務を担った。  18年7月には経産省の局長で筆頭格の経済産業政策局長に就任。現在は全世代型社会保障検討会議の事務局も兼任している。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

両陛下、文化勲章受章者ら招き茶会 坂東玉三郎さんなど

 天皇、皇后両陛下は5日、ノーベル化学賞を受賞する旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)ら文化勲章受章者6人と歌舞伎の女形で人間国宝の坂東玉三郎さん(69)ら文化功労者20人を招き、皇居・宮殿で茶会を開いた。  天皇陛下は数理工学者の甘利俊一・東京大名誉教授(83)と歓談。甘利さんが中核技術を考案した人工知能について話題にした。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル