天皇陛下の即位を国内外に知らしめる儀式「即位の礼」が22日に執り行われます。そのハイライトと言えるのが22日の「即位礼正殿の儀」。天皇陛下自らが即位を宣言します。1日の出来事を解説とともにタイムラインでお伝えします。 秋篠宮家の装束姿 即位礼正殿の儀に臨んだ、秋篠宮文仁さまの装束姿。束帯は、皇太子が着用する「黄丹袍(おうにのほう)」。垂纓(すいえい)の冠、天皇陛下から譲られた豊後国行平御太刀を身につけている。 秋篠宮妃紀子さまは、深紫亀甲(ふかむらさききっこう)の地紋に、白尾長鳥丸(しろおながどりのまる)を上紋とした唐衣、紅固織物に松立湧の紋をあしらった五衣、三重襷(だすき)の紋に桐竹鳳凰(ほうおう)の描絵をあしらった裳(も)といういわゆる十二単(ひとえ)姿。 長女の眞子さまと次女の佳子さまは、紫亀甲の地紋に、白雲鶴丸(しろうんかくのまる)を上紋とした唐衣、萌葱(もえぎ)固織物に松立湧の紋をあしらった五衣、三重襷(だすき)の紋に桐竹尾長鳥の地摺(じすり)をあしらった裳(も)といういわゆる十二単(ひとえ)姿。長ばかまの色は、未婚であることを表す。 来日した主な海外要人 13:15行幸通りにも礼砲響く 東京駅前の行幸通り周辺では、スマホでテレビ中継を見たり、記念撮影したりする人たちの姿が。24分には、北の丸公園の祝砲が東京駅周辺にも響き渡った。モニュメント前で自撮りしていた広島市の曽田文子さん(69)は、美智子さまのファン。目当てだったパレードは延期になったものの、旅行をキャンセルするのはもったいないと上京した。「私なりに納得です」 即位祝う礼砲を発射 即位礼正殿の儀では、安倍晋三首相の万歳三唱のかけ声にあわせ、陸上自衛隊の礼砲部隊が即位を祝う礼砲を発射した。 天皇陛下がおことばを述べる おことばは、次の通り。 さきに、日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承いたしました。ここに「即位礼正殿の儀」を行い、即位を内外に宣明いたします。 上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間、常に国民の幸せと世界の平和を願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その御(み)心を御自身のお姿でお示しになってきたことに、改めて深く思いを致し、ここに、国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。 国民の叡智(えいち)とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします。…
5 ans Il y a