社会

あいちトリエンナーレ 「表現の不自由展」再開へ 大村知事が発表(CBCテレビ)

 あいちトリエンナーレで中止となっていた慰安婦を象徴する少女像などを展示した企画展について愛知県の大村知事は、8日午後からの展示再開を正式に発表しました。  「あすから参加作家、全員が参加し全面再開します」。 愛知県の大村知事は7日夕、このように述べ8日午後から展示を再開することを明らかにしました。 主に、安全対策やSNS拡散防止策を巡って企画展の実行委員会側と折り合いがつかず再開に向けた協議が難航していましたが、警備体制を強化したり、抽選で1回あたり30人が入場する方式をとり、手荷物を預けるなど安全対策を強化した上で再開することで合意したと言うことです。 参加者は、事前に解説プログラムを受けた上でガイドツアー方式で企画展を鑑賞する形になります。 展示の再開を受け、津田大介芸術監督も会見を開き、開幕時のような混乱が起きないよう慎重に安全対策を行う考えを示しました。 8日の企画展のガイドツアーは午後に2回開催される予定です。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

あいちトリエンナーレ全面再開に津田大介・芸術監督「全作家が戻ってくれることが喜ばしい」(ハフポスト日本版)

「(中止となっていた)『表現の不自由展・その後』が再開すると同時に、不自由展の中止を受けて展示の中断や変更を行っていた作家たちが、明日から全員戻ってきてくれることが何よりも喜ばしい。本来の形のトリエンナーレが見せられることを喜ばしく思っている」と話した。 津田氏の会見の約2時間前には、愛知県の大村秀章知事が緊急記者会見を開き、開始から3日後に中止となっていた「表現の不自由展・その後」を含む全作品の展示を再開することを発表していた。トリエンナーレの会期は14日までで残り1週間。津田氏は「不自由展が再開できたからといってハッピーエンドではない。今まで以上に慎重な運営が求められる。暴力的な妨害に負けず、安全な状態で楽しんでもらえるようにしたいと思っています」と話した。再開に向けて、トリエンナーレの実行委員会と不自由展の実行委による協議が続いてきた。今回再開にたどりついたが、津田氏は緊張感を依然持ち続けている現在の心境をこう話した。「再開できると確信できたことは、不自由展の中止以来、一度もない。まだまだ状況が緊張している部分もある。明日から再開するが、検証しながら少しずつ開けていく、というやり方しか取れない。残り1週間、最大限の緊張感をもってやっていきたい」と話した。そして津田氏は、記者からの質問が終わると、自らこう切り出した。「こういう形で再開が遅れてしまったこと、『不自由展』だけでなく、多くの作品が正常な状態でみられなかったことは忸怩たる思いがある。だからこそ、再開して終わったよという形ではなく、きちんと建設的な方向で終わらせる必要があると思っている」と述べた。その上で、津田氏は3つの「レガシー(遺産)」に言及した。1点目が、あいトリ参加作家を中心に作成している、アーティストやキュレーターらの権利や責務を明記した「あいちプロトコル」だ。津田氏は「プロトコルが優れたものとなり、多くの自治体で採用されれば文化行政へのレガシーになる」と期待を込めた。2点目として、今回、運営側のガバナンスの問題が指摘されたことに触れ、「ガバナンスを強化し、政治からの文化事業への介入を防ぐ仕組みとして、検証委員会から『アーツカウンシル』の仕組みを導入するという提言が出ている。内容を検閲する機関ではなく、政治から一定の独立をしたイギリス型のアーツカウンシルがうまく機能することが、文化事業へのレガシーになりえると思う」と述べた。3点目として、抗議が集中した際の具体的な対策をあげた。「愛知県には大きなノウハウがたまっている。行政がどのように対処すれば良いか、どこまで対処が可能か。マニュアル化できる部分もあると思う。全国で共有できればこれもレガシーになる」。最後に津田氏は「3つのレガシーを残し、すべての作品を展示できた状態で終わることで、成功ということになると思う。それを目指して最後までがんばりたい」と話した。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

台風15号被害、一部損壊も補助 災害救助法の対象拡大

 台風15号による住宅被害を受け、内閣府などは7日、支援の対象外となる一部損壊(損害割合が20%未満)の住宅についても、修理費を新たに補助すると発表した。半壊以上に限っていた災害救助法の支援対象を拡大。今年度以降、同法が適用された自治体で、損害割合が10%以上の一部損壊には最大30万円を恒久的に負担する。  大きな被害に偏りがちだった災害時の住宅被害への補助の枠組みを広げ、切れ目のない支援をはかるのが狙い。今月下旬をめどに、今回の措置で拡大した修理分の受け付けを開始する方針。8月末の佐賀県などを中心とした記録的な大雨で被害を受けた住宅も対象となるが、修理がすでに済んでいる場合は対象外とする。  千葉県内で出た台風15号による一部損壊に対しては、被災自治体が補助する修理費の9割を国が負担することが決まっているが、これについては損害割合が10%未満を対象とする。上限は30万円(工事費の20%)とする。  総務省消防庁によると、7日時点で台風15号による住宅被害は1都7県で計4万511棟。このうち一部損壊は3万8036棟で、千葉県が3万2065棟に上る。国の被災者生活再建支援法と災害救助法に基づく住宅再建支援策の対象は、いずれも半壊以上に限られるため、一部損壊への支援拡大を求める声があがっていた。(渡辺洋介、金山隆之介) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

ミミズ腫れ・暴言…校長知りつつ報告せず 教員間いじめ

 神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)に勤めていた30~40代の男女教諭4人が昨年以降、同僚の20代の男女教員4人に暴力や嫌がらせを繰り返していた問題で、被害者のうち男性教員の一人が尻をたたかれ、ミミズ腫れができたと知っていたのに、校長が市教育委員会に報告していなかったことが関係者への取材でわかった。市教委は加害教諭らに加え、校長の処分も検討している。  これまでの市教委の説明では、学校側は今年6月、別の複数教員からの相談で問題の一部を把握したが、口頭の注意で済ませ、翌月、市教委に「問題は収束した」と報告していた。だが、その後も暴言を浴び続けた男性教員が9月から学校を休み、家族からの連絡で市教委が調査を始めて被害の全体像が判明した。  市教委関係者によると、校長は… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「なんとかここまで」「悪例回避できた」 不自由展再開

 愛知県で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、中止されていた企画展「表現の不自由展・その後」の再開が決まった。不自由展に出展していた作家や市民などは歓迎する一方、再開後の鑑賞方法を巡り戸惑いの声も聞かれた。  7日夜、名古屋市中区の愛知県庁前。文化庁によるトリエンナーレへの補助金不交付問題に抗議する市民集会が開かれていた。再開のニュースが届いた瞬間、集まった市民ら約50人から歓声が上がった。  名古屋市中区の会社員女性(26)は「再開が決まったことがすごくうれしい。作家や県民が集まって、なんとかここまで来られた」と笑顔を見せた。別の参加者の男性は「文化庁が下した補助金の不交付に反対し、正常なトリエンナーレに戻ることを期待したい」と話した。  不自由展に出品している大橋藍さんは海外作家への影響を念頭に、再開なしに芸術祭の会期が終われば、「日本のアートシーンが終わってしまう可能性もあった」と懸念していた。「合意していた『6~8日での再開』に滑り込めて本当に良かった」と喜ぶ。  同展で昭和天皇を含む肖像群が… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

藤井七段、名人に力及ばずの印象/加藤一二三の目(日刊スポーツ)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が7日、大阪市の関西将棋会館で行われた第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグ2回戦で豊島将之名人(29)に敗れて初黒星を喫し、対戦成績は1勝1敗となった。【写真】藤井聡太七段が注文した勝負メシ「魅惑の肉あんかけニラ玉炒飯」と「復刻創業餃子」【加藤一二三・九段の目】 大熱戦でしたが、豊島さんの力強い指し回しには自信があふれていました。藤井さんの序盤の作戦は問題はなかった。ただ豊島さんの将棋は厚みがあり、手堅い。戦い方のレパートリーも広い。印象としては藤井さんは残念ながら力が、及ばずといったところでしょうか。豊島さんは精神的にも大きなアドバンテージがあったはずです。藤井さんには公式戦では負けなしの3連勝中。中盤すぎからは、豊島さんが指しやすいという気分で戦っていたのではないでしょうか。藤井さんはこのトッププロがひしめくリーグでの戦いは、すごく貴重な経験になるでしょう。(加藤一二三氏) 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

リニア実験線の車両から出火 作業員3人重軽傷(産経新聞)

10/7(月) 22:30配信  7日午後4時5分ごろ、山梨県都留市朝日曽雌のJR東海山梨リニア実験線車両基地で車両点検中に機械から出火。作業員の衣服に燃え移り、3人がやけどを負った。 大月署によると、31歳と29歳の男性が重傷。41歳の男性が軽傷。JR東海広報室は「詳細を把握していないので取材には応じられない」としている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

神戸ルミナリエ今年のテーマ「希望の光に導かれて、25年」 白熱電球で初回の作品再現(産経新聞)

 阪神大震災の犠牲者の鎮魂と街の発展を祈る光の祭典「神戸ルミナリエ」の組織委員会は7日、今年のテーマが「希望の光に導かれて、25年」に決まったと発表した。 今年は12月6~15日の10日間、神戸市中央区の旧居留地と東遊園地で開催する。平成29年から使用している発光ダイオード(LED)電球約42万個に加え、来年で震災から25年となることからあえて白熱電球約2万個を使用する「メモリアルゾーン」を設置。また、アーチ状の電飾が連なる「光の回廊」(総延長約270メートル)で初回の作品を一部再現する。 開催時間は月~木曜が午後6時~9時半▽金曜が同6~10時▽土曜が同5~10時▽日曜が同5時~9時半。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

河村市長が不自由展再開で抗議の座り込み(共同通信)

10/7(月) 22:13配信  名古屋市の河村たかし市長は7日、企画展「表現の不自由展・その後」の再開に合わせ名古屋市内の会場を訪れ、抗議の座り込みを行うことを記者団に明らかにした。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

「いじめ抜いて死なせた」 目黒虐待、異例の求刑18年

 東京都目黒区で船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5)を虐待死させたとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われた父親の雄大被告(34)の裁判員裁判が7日、東京地裁で結審した。検察側は「1カ月以上の飢えの苦しみを与え、被害者をいじめ抜いた犯行は比類がないほど悪質だ」と懲役18年を求刑。弁護側は「同種事件で一番重い部類に属すとはいえない」として懲役9年が相当と述べた。判決は15日に言い渡される。  被害者が1人の児童虐待事件で懲役18年の求刑は異例。検察側は虐待が長期間に及んだことや児童相談所の介入を受けても虐待を続けたなどの点を重く見たとみられる。  論告で検察側は、2018年1月ごろから食事制限をして結愛ちゃんを衰弱させ、2月下旬に嘔吐(おうと)を繰り返した時には命の危険に気づいたのに放置し、3月2日に死なせたと主張した。連日の説教で母親の優里(ゆり)被告(27)を共犯に引き込み、結愛ちゃんの逃げ場をなくしたとも追及。「被害者を絶望しかない状態に置き、いじめ抜いて死に至らせた」と非難した。  一方で弁護側は、被告の虐待は決して正当化されないとしつつ、保護責任者遺棄致死罪は「虐待自体を裁くものではない」と指摘した。命の危険を認識したのは死の前日と主張。その時点からの状況を中心に量刑を決めるべきだとし、「死に至るまで完全に放置したわけではなく、嘔吐に気づいて食べ物を与えたり自ら119番通報したりした」事情も考慮するよう訴えた。  弁護側によると、子どもが被害… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル