社会

各地で熱中症疑いで1人死亡4人意識不明(MBSニュース)

MBSニュース  各地で厳しい暑さが続く中、3日、京都府などでは60代から80代の男女あわせて5人が熱中症とみられる症状で搬送されこのうち1人が死亡、4人が意識不明となっています。 京都市消防局によりますと3日、京都市内で60代から80代の男女あわせて3人が熱中症の疑いで搬送され、いずれも意識不明の重体だということです。3日の京都市内は最高気温が38度を超える猛暑日となっていました。 兵庫県丹波篠山市では、86歳の女性が田んぼのあぜ道で熱中症の疑いで倒れ意識不明となっています。また、徳島県阿南市でも87歳の女性が農作業中に熱中症の疑いで倒れその後、死亡したということです。MBSニュース 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

人は間違う、だから許す 河野義行さん、四半世紀の境地

 死者8人・重軽症者約600人を出したオウム真理教の松本サリン事件から今年で25年。事件の被害者で、妻をサリンの後遺症で亡くした河野義行さん(69)は、オウムへの恨みや憎しみはないと公言してきた。教団元幹部への死刑が執行された際には「残念」「悲しい」とも語っていた。なぜ許すのか、許せるのか、を聞いた。 河野義行さん 1950年生まれ。会社員だった94年、松本サリン事件(長野県松本市)に遭う。警察などから犯人扱いされる被害にも。現在は愛知県在住。  ――事件のとき「松本市の会社員(44)」と報道された河野さんがもうすぐ古希なのですね。  「世の中から自分の足跡を消す作業を始めています。住所は知人にもあまり教えていません」  ――事件を知らない人も増えています。あの夜、妻の澄子(すみこ)さんが口から泡を吹き、全身をけいれんさせているのを自宅で見たのですね。記憶は今も鮮明なのですか。  「ええ。彼女の苦しそうな顔を、リアルに覚えています」  ――サリンは猛毒の神経ガスです。自身も被害に遭いましたね。  「死を意識しました。視力に異常が出て部屋が暗くなり、見るものの像が流れ始めて。ドッドッと幻聴も聞こえ、吐き気がして立っていられなくなったのです」  ――被害に苦しむ中、長野県警からは容疑者扱いをされました。朝日新聞を含む報道機関も犯人視する報道をしてしまいました。  「警察からは『犯人はお前だ』『亡くなった人に申し訳ないと思わないのか』『早く罪を認めろ』と自白を強要されました。私が有毒ガスを発生させたかのような報道もなされ、世間は私を松本サリン事件の犯人とみなしました」  ――サリンで脳にダメージを受けた澄子さんは、意識が戻らないまま14年後に亡くなりました。8人目の犠牲者になっています。  「彼女は、しゃべることも動くことも一切できませんでした。できたのは、悲しそうな顔を見せることと涙を流すことだけ。つらい状態の中、私や子どもたちを支えるために生きていてくれたようなものです。だから死は解放とも思えました。『よかったね、やっと死ぬことを許されたね。もう自由だよ』と声をかけました」  ――報道による被害とは、どのようなものでしたか。  「逮捕もされず、まだ裁判も行われていないのに、一瞬にして犯人にされてしまいました。自宅には無言電話や嫌がらせの電話、脅迫の手紙がたくさん来ました。被害者の親戚を名乗る人から『お前を恨む。殺してやりたい』と書かれた手紙が来たこともあります」…

表現の不自由展、中止に実行委が抗議「戦後最大の検閲」

 愛知県内で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、3日、企画展「表現の不自由展・その後」の中止が発表された。企画展の実行委員会メンバーが3日に発表した抗議文は以下の通り。      ◇ 「表現の不自由展・その後」の一方的中止に抗議する  あいちトリエンナーレ2019実行委員会会長の大村秀章知事と津田大介芸術監督が、「表現の不自由展・その後」を本日8月3日で展示中止と発表したことに対して、私たち「表現の不自由展・その後」実行委員会一同は強く反対し、抗議します。  本展は、ジャーナリストである津田大介芸術監督が2015年に私たちが開催した「表現の不自由展」を見て、あいちトリエンナーレ2019でぜひ「その後」したいという意欲的な呼びかけに共感し、企画・キュレーションを担ってきました。  今回、電話などでの攻撃やハラスメントがあり、トリエンナーレ事務局が苦悩されたことに、私たちも心を痛め、ともに打開策を模索してきました。しかし、開始からわずか3日で中止するとは到底信じられません。16組の参加作家のみなさん、そして企画趣旨に理解を示してくださる観客のみなさんに対する責任を、どのように考えての判断なのでしょうか。  今回の中止決定は、私たちに向けて一方的に通告されたものです。疑義があれば誠実に協議して解決を図るという契約書の趣旨にも反する行為です。  何より、圧力によって人々の目の前から消された表現を集めて現代日本の表現の不自由状況を考えるという企画を、その主催者が自ら弾圧するということは、歴史的暴挙と言わざるを得ません。戦後日本最大の検閲事件となるでしょう。  私たちは、あくまで本展を会期末まで継続することを強く希望します。一方的な中止決定に対しては、法的対抗手段も検討していることを申し添えます。  2019年8月3日 「表現の不自由展・その後」実行委員会  アライ=ヒロユキ、岩崎貞明、岡本有佳、小倉利丸、永田浩三 【動画】「表現の不自由展・その後」の中止について会見する芸術監督の津田大介氏=川津陽一撮影 Source :…

埼玉・伊奈の化学工場で火災 けが人や逃げ遅れ情報なし

 3日午後7時半すぎ、埼玉県伊奈町小室の化学メーカー「DIC」の埼玉工場から出火。上尾署などによると、敷地内の倉庫から出火し、消防車10台以上が出て消火活動に当たっているが、4日午前0時20分現在、鎮圧のめどはたっていない。けが人や逃げ遅れた人がいるとの情報は入っていないという。  燃えているのは鉄筋造りの倉庫1棟で、両面テープ用の接着剤や合成樹脂を保管しているという。出火当時、倉庫内に従業員はいなかったという。  現場はJR大宮駅の北約10キロ。東北新幹線の高架に近く、近隣には小学校や住宅地などもある。  近所の30代の男性は「親戚から電話があって午後9時ごろに駆けつけたが、激しく燃えていて驚いた」。5年ほど前にこの工場の食堂に勤務していたという60代の女性は「このあたりはいろいろな会社の工場が密集している。平日は車通りも多いが、休日の夜はほとんど人は通らない」と話す。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

台風8号 小笠原諸島付近へ 週明けには九州接近のおそれ 暴風・高波・大雨に警戒(ウェザーマップ)

 小笠原諸島では4日(日)、台風8号の接近に伴い、急に風が強まり波が高まる。暴風や高波に警戒し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、高潮に注意・警戒が必要だ。台風8号はその後、暴風域を伴って5日(月)午後から6日(火)にかけて九州付近に接近し、通過するおそれがある。  台風8号は、3日午後10時には父島の東約390キロの海上にあって、1時間に約35キロの速さで北西へ進んでいる。中心付近の最大瞬間風速は35メートル。 今後、台風は発達しながら小笠原近海を西北西へ進み、4日(日)朝までに父島付近に接近する見込み。その後、台風は発達して暴風域を伴い、5日(月)にも九州付近に接近する予想だ。 暴風・高波・高潮 小笠原は急に風強まり、波高まる  台風の接近に伴い、小笠原諸島では急に風が強まり、波が高まる。4日は非常に強い風が吹き、海上ではうねりを伴って大しけとなる。 また、西日本では5日から6日にかけて、台風の接近に伴って急に風が強まり、非常に強い風が吹き、猛烈な風が吹く所もある見込み。海上はうねりを伴って大しけとなる予想だ。 また、平常時の潮位が年間でも高い時期となるため、小笠原諸島は4日、西日本では5日から6日にかけて、台風の接近に伴って潮位が高まるおそれがある。高潮にも注意が必要だ。 大雨  小笠原諸島では4日にかけて、台風本体や周辺の発達した雨雲がかかり、雷を伴った非常に激しい雨が降り大雨となる。 また、西日本では5日から6日にかけて、台風の接近・通過に伴って台風本体の発達した雨雲により非常に激しい雨を伴い、大雨となる見込みだ。 さらに台風通過後も西日本太平洋側を中心に暖かく湿った空気が流れ込むため、雨が降り続くおそれがある。 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するとともに、西日本や台風から離れた東日本の太平洋側でも落雷や突風に注意が必要だ。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

名古屋市長、関係者に謝罪要求 少女像展示で(共同通信)

 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」での「平和の少女像」などの展示中止を受け、中止を求めていた実行委員会会長代行の名古屋市の河村たかし市長は3日、「やめれば済む問題ではない」と述べ、展示を決めた関係者に謝罪を求めた。市内で記者団の取材に応じた。 河村氏は芸術祭が、名古屋市も経費を負担し文化庁も関与する公的な催しだと指摘。慰安婦を象徴する少女像の展示は「『数十万人も強制的に収容した』という韓国側の主張を認めたことになる。日本の主張とは明らかに違う」と話した。 河村市長は2日、展示中止を求める抗議文を大村秀章愛知県知事に出した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

3人死亡、24人けが 各地の海、山で事故(共同通信)

 8月最初の土曜日となった3日、全国各地の海や山でレジャー中の事故が相次ぎ、共同通信の集計では、午後8時時点で3人が死亡、1人が行方不明、24人がけがをした。 福井県敦賀市の海水浴場で午前11時15分ごろ、滋賀県の男性会社員(28)が海中に沈んでいるのが見つかり、後に死亡が確認された。 宮城県亘理町の海水浴場では、遊泳中の男子高校生(17)が行方不明になり、海中で発見されたが、搬送先の病院で死亡を確認。 埼玉県小川町の山中では、60代の男性が倒れ、搬送後に死亡が確認された。 岐阜県恵那市の山中で、近くに住む無職男性(74)がクマに襲われ頭などにけがをした。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

埼玉の化学工場で火災 激しく燃え消火活動続く(共同通信)

 3日午後7時半ごろ、埼玉県伊奈町にある化学メーカーDICの工場で火災が起きたと119番があった。工場の建物から激しく炎と黒煙が上がり、地元消防が消火活動に当たった。埼玉県警上尾署によると、午後9時時点でけが人の情報はない。 現場は工場や住宅が混在する地域で、近くに新幹線の高架橋がある。火災の様子を見に行ったという男性(55)は「火の手が強く、火の粉も激しく舞い上がり、顔が熱くて身の危険を感じた」と話した。 DICのホームページによると、同社は印刷インキなどで世界トップシェアの化学メーカー。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

“慰安婦問題”等扱った企画展中止に…実行委「中止は一方的に通告された」法的手段も検討(東海テレビ)

 芸術祭『あいちトリエンナーレ』で、従軍慰安婦問題などを扱った展示に抗議が殺到していることを受け、愛知県は、一連の展示を3日限りで中止することを決めました。 愛知県の大村知事は、3日夕方『あいちトリエンナーレ』の企画展「表現の不自由展・その後」について、3日限りで展示を中止することを表明しました。 この企画展をめぐっては、従軍慰安婦問題などを扱った一部の展示について、2日までにおよそ1400件の抗議の電話やメールがあり、大村知事は円滑な運営ができなくなるため、中止の判断をしたとしています。 一方、「表現の不自由展・その後」の実行委員会のメンバーも3日夜、記者会見をし「中止は一方的に通告されたもの」で、抗議するととともに法的対抗手段も検討するとしています。東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

津田大介氏一問一答「希望になると考えたが劇薬だった」

 「あいちトリエンナーレ2019」の芸術監督を務める津田大介氏の記者会見での主な内容は次の通り。      ◇  「このような形で展示を断念するのは断腸の思い。楽しみにしていただいた方に申し訳なく思う」  ――中止は想定内だったのか。  「大過なく(会期の)75日間を終えることが目標だったのは変わらない。抗議が殺到する、脅迫がくるのもすべて想定していて、現実のリスクが大きいものが出てきたら中止せざるをえないと思っていた」  ――河村たかし名古屋市長や菅義偉官房長官の発言は影響したのか。  「一切関係ない。そういう状況がある中でこそ生きてくる企画だと思っていた。安全管理上の問題が大きくなったのがほぼ唯一の理由。想定以上のことが、とりわけ電話で行われた。回線がパンクし、受付の人も抗議に対応することになった。対策はあったかもしれないが、抗議の過熱がそれを超えていった。想定が甘かったという批判は甘んじて受けなければならない」  ――公立の機関での企画が萎縮する可能性がある。  「物議を醸す企画を公立の部門でやることに意味があると考えた。成功すれば企画に悩む人の希望になれると考えたが、劇薬だった。トリエンナーレに入れることが適切だったかは考えなければいけないと思っている」 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル