社会

JR上越線で列車が脱線 線路に倒木や土砂、けが人なし

 群馬県渋川市のJR上越線渋川―敷島間で28日午後10時55分ごろ、高崎発水上行き下り普通列車(4両編成)が線路に流入した倒木や土砂に乗り上げ、脱線した。乗客約80人にけがはなかった。  JR東日本高崎支社によると、この列車と後続列車の乗客は代行輸送のバスで目的地の駅まで運んだ。渋川―水上間の上下線で運転を見合わせ、29日は復旧まで、渋川―沼田間でバスによる代行輸送を実施する。  国の運輸安全委員会は29日、鉄道事故調査官2人を現地に派遣することを決め、調査を始めた。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

日産株主総会~西川社長続投も指名委ポストはルノーに(ニッポン放送)

数量政策学者の高橋洋一がニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月26日放送)に出演。日産が新たに設置した指名委員会等設置会社から見え隠れする日産の思惑について解説した。 日産自動車で株主総会、西川社長続投で体制を刷新 日産自動車は25日に定時株主総会を行い、西川(さいかわ)社長の続投を含めた新しい取締役11人の選任案が可決された。西川社長はルノーとの経営統合について否定的な考えを示し、関係性を協議する場を設けるとの考えを表明している。飯田)25日、横浜市で開かれた定時株主総会ですが、2800人余りが出席。西川社長はカルロス・ゴーン被告の事件について改めて陳謝したということですが、今後の経営体制などについて議論が行われたということです。高橋)分かりにくいですね。日産はルノーの子会社ですが、営業実態としては日産のほうが大きく、屋台骨を支えていることが背景にあります。これはどちらが主導権を取るかという話です。日産がルノーから離脱することになれば簡単ですが、そこまではなかなか行かない。ルノーとしても日産に逃げられたら大変だから、しがみついている。そうするとどちらが上かという話になる。結論がすっきり出ないときには、両方そこそこ納得して落ち着くのが普通です。今回もそうです。ルノーは日産を閉じ込めておくために役員を送り、日産も本当は撥ねつけると面白いのだろうけれど、撥ねつけるところまでは行けずに受け入れた。それでもルノーから離れたいという気分が日産にあるから、「透明性を高める」という名のもとに、わけの分からない指名委員会方式を置いた。指名委員会等設置会社とは、何を言っているのか分からないですよね。これは社外取締役を増やして透明にするための措置ですが、日産の方にルノーの影響力を弱めたいという気持ちがあるのです。それはルノーの方も分かっているから、役員を送って来る。「こんなことをしたらルノーは株主総会で暴れますよ」と言うから、結果的には役員を受け入れて、かつ指名委員会等設置会社ということで少し新しくなったという結論です。飯田)この改革案も当然、株主総会に関わる。 次ページは:取締を指名する人事の委員会を取ったルノー 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

子どもの緊急安全点検~ようやく動きを見せた厚労省・文科省の児童福祉問題(ニッポン放送)

ジャーナリストの鈴木哲夫がニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月27日放送)に出演。政府が設置した厚生労働省と文部科学省の合同プロジェクトチームが発表した子どもの緊急安全点検の調査結果について解説した。 政府が子供の緊急安全点検を調査 不登校で虐待の恐れ2893人 政府が設置した厚生労働省と文部科学省の合同プロジェクトチームは26日、学校を長期欠席している子どもの緊急安全点検の調査結果を発表した。調査によると「虐待の恐れあり」と判断された子どもは2893人。「可能性を否定できない」が1万849人で、合わせて1万3742人にのぼることが分かった。飯田)調査は2月1日~14日の間、1度も登校していないという18万7462人が対象となっています。今国会で児童虐待防止法と児童福祉法が改正され、親の虐待について法整備して厳しくやって行こうということになって来てはいますが。鈴木)法律の改正が通りましたが、遅くて遅くて遅い。ようやく1歩進んだという感じ。2019年の千葉県野田市の心愛ちゃんの事件や、そのあとにも虐待の事件が起きて、子どもが犠牲になって初めて動いている。 自民党・塩崎氏の取り組み 政治のなかでも、厚生労働大臣を以前やっていた自民党の塩崎恭久さんが、2~3年前から虐待問題について徹底した法改正と制度や施設の問題、児童相談所の専門の相談員を、準備や弁護士を絡めなければいけないといったことを超党派で取り組んで来ていました。それでも厚生労働省は殆ど動かなかった。ところがこういう事件があり社会問題となって、ようやく重い腰を上げました。現時点の調査で、疑いがあるだけで2893人もいるのです。いままで何をしていたのでしょうか。すべてが遅い。だけど、法改正して前に進むことは悪いことではない。 施設や里親制度など、議論すべき問題がたくさんある 鈴木)まだいろいろな問題が残されています。例えば虐待があった場合、一時的に子どもを預かる児童福祉施設。そういう子どもの保護はできます。ところがその施設も、日本の場合は大規模施設が多くて、子どもたちをみんな一緒に入れてしまう。最近はユニット型と言って、部屋が独立しているものを国が推奨して作っています。でも部屋はバラバラだけれど、間に共有スペースがあって、結局は開けっ放しになっていてプライバシーが全然なく、性暴力まで起きている。国はユニット型を推奨して来たけれど、果たしてそれでいいのか。これが2893人、虐待の疑いがある子どもたちを保護しなければならないとなったときに、保護した後の施設の問題をどうするのか。ここが未解決です。日本の場合は里親制度がすごく遅れていますが、そういうこともセットで議論して行かなければなりません。飯田)ヨーロッパなどは、児童福祉の行政機関が虐待の疑いがあると介入して、ホストファミリー、里親に渡すという、そこまでの権限が行政にある。そうなると里親の資質をどう判断するのか、あるいは権限を行使するときの行きすぎはないかなど、そこも議論しなければならない。鈴木)だから里親募集! ハイ! と言って、簡単に進むことではないのです。里親は里親で、いろいろクリアしなければならないことを設けなければいけない。飯田)完全に性善説だけで進めることはできないということですよね。鈴木)そういうことも含めて、議論しなければいけないことがたくさんある。ようやく数が出て来て、始まったばかりです。飯田)これは基礎データですからね。 次ページは:さまざまな遅れを社会と政治で認識すべき 【関連記事】 Source : 国内 -…

G20「対立はリスク」 各国指摘に米中そっぽ(朝日新聞デジタル)

 初めて日本で開かれた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は、米国と中国というメンバーの大国同士の貿易摩擦への懸念がかつてなく高まる中で始まった。対立を「リスク」と指摘する声が首脳らから上がったが、当事者たちはどこ吹く風だ。議長国の日本は個別の項目の合意を積み上げて結束を演出するが、今後の議論で真価が問われるものが多い。▼1面参照 「貿易制限的措置の応酬はどの国の利益ともならない。世界貿易をめぐる状況には深く憂慮している」 議長を務めた安倍晋三首相は、世界経済と貿易をテーマにした会議の冒頭で、今まさにお互いへの追加関税の応酬を繰り返している米トランプ大統領や中国の習近平(シーチンピン)国家主席ら各国首脳を前にこう発言した。…… 本文:2,005文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。 朝日新聞社 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

(時時刻刻)長年の差別放置、断罪 法相・文科相にも踏み込む ハンセン病家族訴訟(朝日新聞デジタル)

 ハンセン病の元患者の家族らが起こした訴訟で、熊本地裁はその苦しみを「人生被害」と指摘し、国に賠償を命じた。原告弁護団は高く評価し、今も消えない差別や偏見をなくす契機になればと期待する。一方、国側は今後の対応について明言を避けた。▼1面参照 「画期的な判決だ。らい予防法廃止後も偏見と差別を除去しなかったことについて違法性を認めた」 判決後の記者会見で、弁護団の八尋光秀共同代表の表情は硬いままだったが、言葉は力強かった。 就学拒否、結婚差別、就労拒否……。判決は、ハンセン病患者の家族について「人格形成や自己実現の機会が失われ、家族関係の形成が阻害された」と指摘した。…… 本文:2,185文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。 朝日新聞社 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

大崎事件~「疑わしきは被告の有利に」という刑事裁判の流れが変わる可能性も(ニッポン放送)

ジャーナリストの鈴木哲夫がニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月27日放送)に出演。40年前に起きた鹿児島の大崎事件の再審請求が最高裁で取り消しとなったことについて解説した。 大崎事件 いまから40年前の1979年。鹿児島県大崎町で男性の遺体が見つかった、いわゆる大崎事件で最高裁判所は26日、殺人などの罪で懲役10年が確定し、服役した義理の姉・原口アヤ子さん(92)の再審請求を認めない決定をした。飯田)この再審請求ですが、2017年6月に鹿児島地裁で再審開始の判断。去年(2018年)3月にも福岡高裁宮崎支部で再審開始が認められていたのですが、最高裁は5人の裁判官全員一致の結論で再審取り消しとなりました。法医学者の鑑定をどうとるか、あるいは目撃証言に対する心理学鑑定の評価というところですが。鈴木)法医学のいろいろな証拠が出て来たこと、事件発生当時は遺体の損傷が激しかったこと。法医学の報告そのものに対していろいろな考え方、捉え方ができるという難しいところもありました。それから実は被告が複数いて、それぞれ供述が二転三転して、非常に難しい裁判だということが言えるでしょう。 白鳥決定からの再審の流れを切るおそれがある 鈴木)再審とは、もう1回裁判をやり直してくださいということです。これをどのように捉えるかということだけれど、昭和50年に白鳥決定というものがありました。札幌で起きた殺人事件の再審請求が出て再審した、その流れのなかで、最高裁が「疑わしきは疑わしい、はっきりと白黒つかないときには被告に有利に」と示しました。いまでは刑事裁判の原則のようなところがありますが、再審請求にもそれを適用すべきだと。だから再審請求が出て来て、確かにこの辺が少し曖昧だということがあれば、疑わしきはというところで、再審をしましょうという方向性が出たのです。私は再審裁判を担当したことはありませんが、そういう裁判を担当した弁護士から話を聞くと、白鳥決定から再審請求はすごく増えている。そういう意味では今回その原則に基づかず、「やらない」と決めたのは異例のことです。逆に言うと、増えている再審裁判に対して少しブレーキをかける、そんな判断が働いたのではないかと言う人が多いです。これは非常に大きな課題を残します。再審の根本、基本である、疑わしきは被告に有利にという精神の流れを、バサッと切ってしまうのではないかという不安はあると思います。飯田)40年前の事件ではありますが、他の事件ではDNA鑑定の技術の進歩によって新たなことが分かったり、実は検察の手元にはあったのだけれど出していない資料があったりということもあります。鈴木)いろいろありますから。特に昔の事件ほどそうだけれど、捜査の過程で科学の力を使った捜査がまだ行われていないころのものとかね。地域によっても違うと思います。ニッポン放送 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

G20警備中 トイレで拳銃を一時紛失(関西テレビ)

6/29(土) 7:15配信 伊丹空港でG20サミットの警備をしていた警察官が一時拳銃を紛失していたことが分かりました。拳銃を紛失していたのは島根県警の20代の巡査です。警察によりますと巡査は28日午後1時半ごろ、伊丹空港のビルの中で休憩中にトイレに行った際に個室内に拳銃1丁を置き忘れたということです。約5分後に管理会社の社員が見つけ拳銃に入っていた弾もそのままでした。ビルには関係者しか立ち入ることができず、巡査はG20サミットの警備を担当していたということです。 関西テレビ 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

教員の夏休み「まとめ取り」復活へ 文科省が方針

 文部科学省は28日、公立小中高校の教員が夏休み中に休日をまとめ取りできるよう、学校の夏季休暇中の業務を減らすことを求める通知を、全国の教育委員会に出した。これまでは夏休みの間も教員研修を受けたり、授業研究を進めたりするよう求めていたが、教員の長時間労働が問題となるなか、新たな方針を打ち出した。  文科省は学校の週5日制が完全導入された2002年、教員の夏休みのまとめ取り方式をやめ、研修の実施などを求める通知を出していた。当時は「教員が休みすぎている」という印象を避ける狙いがあったが、中央教育審議会が今年1月に教員の働き方改革に向けた答申を出したことを受け、28日付でこの通知内容を廃止した。  新しい通知は過度な教員研修や部活動、高温時のプール指導などを見直し、一定期間の学校閉庁日を設けることなどが主な内容となっている。夏休みのまとめ取りを復活させることで働き方改革が進むことに期待しており、「教職の魅力を高め、志ある優秀な人が活躍し続けるための環境づくりが重要」としている。  経済協力開発機構(OECD)が18年に行った調査では、日本の教員は1週間の仕事時間が小学校では54・4時間、中学校では56・0時間で、調査に参加した国や地域で最も長かった。(矢島大輔) Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

都内で女性死亡、夫が不明 「包丁刺さった」と通報(共同通信)

 28日午後10時ごろ、東京都江戸川区のマンションから、「両親がもめている。母の腕に包丁が刺さったままだ」と110番があった。警察官が駆け付けたところ、40代の女性が腕や胸を刺されており、搬送先の病院でまもなく死亡が確認された。 警視庁葛西署は、殺人事件として捜査。女性の30代の夫と連絡が取れておらず、何らかの事情を知っているとみて行方を捜している。 同署によると、110番したのは、女性の息子という。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

【詳報】G20夕食会、トランプ氏はビーストで到着

[embedded content] 【ライブ録画】大阪から世界が動く!? G20、ぶっちゃけ生解説  主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は28日、大阪市で初日を迎えました。各国首脳の様子や晩餐(ばんさん)会の状況、地元の動きなどを、時系列のタイムラインで追いかけます。 20:30大阪城の天守閣一望、迎賓館で夕食会  午後8時半ごろから、大阪城公園内の「大阪迎賓館」(同市中央区)で首脳夕食会が開かれた。  天守閣が一望できる迎賓館は、地元として「大阪の素晴らしい景色」(吉村洋文知事)とこだわった場所だ。次々と首脳らが車で乗り付ける中、米国のトランプ大統領は「ビースト(野獣)」と呼ばれる大統領専用リムジンで、一番最後に乗り付けた。ネクタイは、ピンクからストライプに変わっていた。  夕食会の会場では、安倍晋三首相とトランプ氏が隣り合って着席。その後に中国の習近平国家主席がトランプ氏の正面に座り、しばし談笑した。 運送会社の大阪トラック「宣伝になったらええね」  安倍晋三首相は28日、G20による「デジタル経済に関する首脳特別イベント」で、デジタルデータの流通や電子商取引に関するルール作りを進めるための交渉の枠組み「大阪トラック」を開始すると宣言した。  大阪市平野区には「大阪トラック」という名前の運送会社がある。同社の男性社員(43)は取材に対し、「見たときに、うちと同じ名前やなと思った。直接は関係ないけど、宣伝になったらええね。もちろん良いように受け止めてます」と笑顔で話した。 「距離が近い」ツイッターで話題  G20サミットの特別イベントに使われた部屋が「狭い」と話題になっている。  28日昼に開かれた「デジタル経済に関する首脳特別イベント」の会場のインテックス大阪の一室には、各国の首脳らが詰めかけた。…