「きれいな主役演じるダンサーに」兵庫の小6、ドイツの大会で世界一に

三浦宏

 2月にドイツで開かれた「ベルリン国際ダンスフェスティバル」のクラシカルダンス部門(8~12歳の部)で、兵庫県宝塚市在住で雲雀丘学園小学校6年の永島美結(みゆう)さん(12)が優勝した。コンテンポラリーダンス部門(同)でも3位。「海外留学もして、きれいな主役を演じられるバレエダンサーになりたい」と夢を語った。

 永島さんは4歳で地元のバレエ教室に通い始めた。小学2年の時にコンクールに出始め、5年の時には国内5大会で優勝。初出場したベルリン国際フェスでも特別賞に選ばれた。

 身長140センチ。海外のライバルと比べると小柄だが、今年は、あえて難しいジャンプや回転が続く演目を選び、テクニックをアピール。審査員から「とても上手で印象的だった」と絶賛された。「見ている人にバレエの楽しさを伝えたいと、笑顔で踊りました」

 宝塚市役所を訪れた永島さんは、山崎晴恵市長に世界一を報告した。小学生の頃にバレエを習っていたという山崎市長は「空中でのスタイルがきれい。表情も素晴らしい」と快挙をたたえた。(三浦宏)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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