「せつじろう」眠る朝、女児は交番へ 誘拐から脱出まで

 大阪市住吉区の小学6年生の女児(12)が行方不明になり、栃木県小山市の交番で保護されて30日で1週間。伊藤仁士容疑者(35)はツイッターで女児に近づき、430キロ離れた栃木へ連れ帰ったとされる。何げないはずのツイッターでのやりとりが誘拐・監禁事件へと暗転した状況が、捜査関係者らへの取材で徐々に浮かび上がってきた。

 女児の記憶では11月10日だった。ツイッターのフォロワーが1人増えていた。

 「こんにちは」。誰だろう、と思った。相手はダイレクトメッセージで名前や住所を次々と尋ねてくる。呼び方を聞くと、「せつじろう」と答えた。

 「半年くらい前にうちに女の子…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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