「もうやめた方が楽かな」 紅葉の名所のみこんだ水害、支えた客の声

 今年も平年通りの11月末から紅葉の見ごろを迎える見込みの、千葉県市原市大多喜町にまたがる名所「養老渓谷」。この地でキャンプ場「奥養老ヴィレッジ」を運営する三瓶貴司さん(48)は、昨年までとは違った心境でこの紅葉シーズンを迎えようとしている。

 「もうやめた方が楽かなと思った」

 9月上旬の台風13号の影響で、千葉県では線状降水帯が発生し、記録的な大雨となった。養老渓谷を流れる「養老川」があふれ、三瓶さんのキャンプ場と駐車場をつなぐ橋が流された。これまでも河川が増水することは何度もあったが、橋が壊れたのは初めてだという。

 宿泊施設や管理事務所は無事だったが、予約はすべてキャンセルしてもらった。「パニックになって、笑うしかなかった」

被災1週間で規模縮小し、再開

 キャンプ場はもともと小湊鉄…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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