「ポイ捨て」で街から流出する海洋ごみ 札幌でごみ拾いチャレンジ

古畑航希

 街から流出する海洋ごみの削減をアピールするイベント「ごみ拾いチャレンジ2023」が28日、札幌市中央区で行われ、約70人の参加者が35リットルで160袋分のゴミを集めた。

 日本財団が全国展開する「CHANGE FOR THE BLUE」プロジェクトの一環で、北海道海洋文化フォーラムとNPO法人ポロクルが主催し、今年で3回目となる。

 シェアサイクルで知られるポロクルは、環境の保全も事業目的に掲げる。車体広告で縁のある朝日新聞デジタルのキャラクター「デジモ」も参加。ポロクルの自転車でごみ拾いに向かう人もいた。

 プロジェクト事務局によると、海岸に打ち上げられたり、海を漂ったりしている海洋ごみの8割は、街から流出しているという。昨年に続き夫婦で参加した川本亮さん(58)は、過去に海岸のごみ拾いも経験。「ポイ捨てしたごみが、その後どうなるのか。知る機会が増えて欲しい」と話していた。(古畑航希)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment