「マグロのまち」の魚屋、1億円の所得隠し 国税局指摘

 静岡市で魚屋を営む男性が名古屋国税局の税務調査を受け、2017年までの7年間で1億円超の所得隠しを指摘されたことが分かった。

 静岡市はマグロの1世帯当たり年間支出金額が日本一で、この店もマグロを中心に販売していた。取材に応じた男性は「マグロはよく売れるが、仕入れが難しく、思うような魚が入らないこともある」と説明。重加算税を含む追徴税額は約4千万円で、すでに修正申告し、納税した。

 関係者によると、男性は市場から鮮魚を仕入れ、地域住民や飲食店に販売しているが、その売り上げを過少申告。所得税の支払いを免れていた。台帳などを十分に保存していなかったという。男性は「税の理解が足りず、長年の慣習で(所得隠しを)続けてしまった。これから一生懸命商売をして納税もする」と話している。

 18年の総務省の家計調査によ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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