「不吉の前兆」の竹が開花 1世紀に一度しか咲かないのに…淡路島で

森直由

 「120年に一度しか咲かない花」――。そう伝えられているクロチク(黒竹)が、淡路島にある兵庫県立淡路夢舞台公苑温室「あわじグリーン館」(淡路市)で開花した。

 中国が原産地のイネ科の竹。11月下旬、長さ約1センチの緑色の細長い花が、束になって咲き始めた。先には黄色い雄しべがぶら下がっている。

 同館によると、開花のメカニズムや詳しい開花の周期など、多くの謎が残されている植物とされる。

 日本では昔から「開花は不吉なことが起こる前兆」との言い伝えもあるという。

 同館の担当者は「貴重な開花はうれしいけれど、何も起こらないでほしいです」。(森直由)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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