「五輪後の弾圧が気がかり」 在日ウイグル人の思い 北京五輪閉幕へ

 北京冬季五輪が20日夜、閉幕する。

 日本ウイグル協会の会長于田ケリムさん(43)は、「ウイグルへの弾圧を強める中国政府に平和の祭典である五輪を開く資格はない」と北京五輪に反対してきた。「五輪が開催されたのは残念だが、日本や米国が外交ボイコットをしてくれたのはよかった」と話す。日本は政府関係者を派遣しなかったが、「外交ボイコット」の文言は用いず、「総合的に勘案して判断を行った」と説明している。

 1年前からは、香港や南モンゴルなど同様に弾圧に苦しむ他地域の団体と協力してデモをしてきた。「中国はあまりに強くウイグルだけでは対抗できない」。開会式当日の中国大使館前のデモも共に開いた。

 開会式の聖火リレーではウイ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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