「元気な高齢者」の集会で感染増 札幌市長が警戒感

 北海道では新型コロナウイルスの新規感染者数が下げ止まり、増加傾向も出ているとして警戒感が出ている。19日は新たに78人の感染が確認され、6人が死亡した。道内で新規感染者が50人を超えたのは5日連続となる。

 札幌市では47人の感染が確認された。秋元克広市長は臨時記者会見を開き、市民に注意を呼びかけた。

 札幌市では3月に入り新規感染者の増加傾向が見られ、18日現在の直近1週間の10万人当たりの新規感染者数が11・9人で、感染経路が分からないケースも増えているという。秋元市長は「若い世代に加え70代の高齢者の割合も増えている。これまで福祉施設や医療機関で多かった感染が、家庭や個人活動で広がっており、元気な高齢者の集会などでの感染例が増えている」と指摘。「マスクを外しての会話は避け換気を徹底するなど、改めて感染予防の徹底をお願いしたい」などと呼びかけた。

 また秋元市長は、変異ウイルス…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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