「報ステ」プロデューサー、富川アナらスタッフ4人の感染で番組内でコメントを発表「感染防止策が後手に…報道番組の責任者として猛省しております」(スポーツ報知)

 新型コロナウイルスに感染し自宅療養していたテレビ朝日の富川悠太アナウンサーが4日、「報道ステーション」(月~金曜・後9時54分)のメインキャスターに復帰した。4月9日以来、約2か月ぶり。

 富川アナは番組冒頭に「新型コロナウイルスに感染しまして、およそ2か月間休ませていただきましたが、本日より番組に復帰することになりました。感染拡大の防止を呼び掛けていたにも関わらず、番組内に私を含めまして5人の感染者が出てしまいました。改めてお詫び申し上げます」と謝罪した。

 そして「視聴者の皆様からは、多くのお叱りの言葉を頂きました。ひとつひとつ真摯に受け止めています」とあいさつした。

 番組では午後10時24分から同40分まで富川アナが感染の経緯、さらに番組の感染防止対策などについて説明した。その中で自らも感染した柳井隆史チーフプロデューサーがコメントを発表し、森川夕貴アナが代読した。

 コメントは以下の通り。

 「今回自分を含む複数の感染者を出した事について全国的に感染が拡大するなか、感染防止策が後手に回ってしまった部分が少なくありません。また富川キャスターから2度に渡り体調の相談があったのにもかかわらず、番組出演や出社を止める判断ができなかった責任を痛感しています。熱っぽい、というメッセージを受け取った際に詳しい症状を確認するべきでした。階段で息が上がるというメッセージにも体温を確認し一度受診を検討しようという返信をしただけで、当日休ませる判断まで至りませんでした。熱がないのに休ませるのは難しいという先入観が甘い判断につながったと考えています。報道番組の責任者として猛省しております」

 富川アナは4月9日まで番組に出演し、11日に感染が判明。同月3、4日に高熱が出ていながら、その後に熱が下がったことで出演を続けていたことから批判の対象に。その後、柳井氏を含む番組関係者から4人の感染者が出てスタッフ全員に自宅待機の処置が取られた。

 富川アナはこれまで月曜から木曜日までのメインキャスターを務めていたが、復帰後は森川夕貴アナ(26)とともに木、金曜を担当。月~水曜はフィールドキャスターとして現場取材などを行う。

報知新聞社

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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