「孫に会いたい」「キャンプへ」 措置解除、コロナ下の日常へ一歩

 18都道府県で続いてきた「まん延防止等重点措置」が解除された翌22日、人々は新型コロナ下での日常へ動き出した。

 JR大阪駅近くで姉妹で買い物をしていた大阪府泉佐野市の小野昌子さん(76)は、「ずっと会えへんかった孫に会いたい」と期待を寄せる。

 新潟県に住む息子(49)や孫(19)とは定期的に電話で連絡は取ってはいるが、この3年は会えていないという。「高校卒業も祝えず、寂しい思いをしてきた。コロナは怖いので、感染状況がもう少し落ち着いたら、新潟に行きたい」

 家族3人で3回目のワクチン接種をしてきたという府内の会社員名和悠太さん(37)は、同僚とのコミュニケーションがとりやすくなると歓迎する。「新入社員の歓迎会もできず、コロナ前と比べて直接話すことも制限されていた」といい、「感染対策をしながら、同僚とご飯を食べたり、会話したりしたいですね」と話した。

 妻さおりさん(51)は「コ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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