「帰りましたか」福島・大熊町、8年前の伝言に新成人は

 未来の私、笑えていますか――。2011年3月の東京電力福島第一原発事故で、全町避難を余儀なくされた福島県大熊町。当時小学5年生だった児童が12日、成人式を迎えた。児童61人は避難先で未来へのメッセージを映像に残しており、同県いわき市であった成人式で初めて上映された。

 メッセージを残していたのは、大熊町の熊町小と大野小の児童。避難先の福島県会津若松市で小学6年生になっていた12年1月に撮影した。

 「いまよりもっと笑えていると思います」「看護師さんになれましたか」「大熊には帰りましたか」

 あどけない表情の児童が未来の…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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