「意識一つで守られる命ある」 遺族らの願い 京都・亀岡暴走10年

 大切な人が奪われたあの日から、10年が経った。京都府亀岡市集団登校中の小学生らの列に車が突っ込み、10人が死傷した事故の遺族らは、それぞれに苦悩を抱えながら少しずつ前に進んできた。23日、遺族らは事故現場で法要を営んだ後、京都市内でシンポジウムに参加し、「ドライバーの意識一つで必ず守られる命がある」と悲惨な事故を繰り返さぬよう訴えた。

 春の匂い、暖かい陽気が嫌になる。事故の記憶がよみがえる、つらく苦しい季節。「昨日のことのように思い出す。遺族には区切りはない」。小学2年生の次女、小谷(おだに)真緒さん(当時7)を亡くした高田絵里さん(40)はこう話す。けれど、真緒さんの姉妹の支えで、少しずつ前へ向こうと思えるようになった。

 「ママ、よー頑張ったね」。事故から9年を前にした昨年の春。三女の優奈(ゆな)さん(15)が、こう言ってくれた。

 優奈さんは「つらい思いをし…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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