「政策議論は公開で」黒川清さん 科学者の知見生かし世界と情報共有

黒川清さんに聞く

 日本学術会議会長や内閣特別顧問、国会の福島原発事故調査委員会委員長など、科学者と政府の間に立つ役割を長く担ってきました。

 中央省庁は「縦割り」行政で、横の連携がうまくできていないと感じます。一方、科学者のコミュニティーは国や政府に関係なく、国境を越えてつながっています。世界各国の仲間と常に情報共有して協力することが日常です。科学者とは、日本の考え方や政策を世界へ発信し、さらに世界の知見を日本に紹介できる、その役割を担うべき存在だと私は考えています。

 新型コロナウイルス気候変動など様々な課題に各国が連携して直面する時代です。科学的知見がますます重要になる中、科学者がタイムリーに、できれば英訳も添えて発信する構想や提言が政策に生かされることは政府にも国民にとってもより意義深いことです。

衆院選が19日に公示される。前回選挙から4年、私たちの暮らしは、社会は何が変わり、何が変わっていないのか。それぞれの立場から発信を続ける人たちに、政治や選挙への思いを聞く。

 信頼される政策作りには、公…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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