ロシアのウクライナ侵攻に抗議するデモが5日午後、東京都渋谷区周辺であった。参加者は「ストップ プーチン」「戦争反対」といったプラカードや国旗を掲げ、「ウクライナに平和を」などと訴えながら行進した。
日本に住むウクライナ人らの団体が主催。日本人や在日外国人らも集まり、主催団体によると約4千人が参加した。午後1時から約2時間、表参道や渋谷駅近くなどを行進した。
家族で参加したナタリア・リセンコさん(42)はロシア軍が占領した原発が立地するザポリージャの出身で、母や兄が今も暮らすという。「ウクライナだけでなく世界の平和が脅かされている。怒りや悲しみでいっぱいだが、日本の人たちの応援に勇気づけられた」と話した。
主催者の一人でキエフ出身のユリ・コヴァリョヴさん(34)は「ウクライナでは多くの町や村が孤立し、薬や食料などを緊急に必要としている。日本の方々にも人道支援をお願いしたい」と語った。(柴田秀並)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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