「時期尚早だったのでは」 アラート解除後も広がる感染

 東京都は14日、新型コロナウイルスの感染者を新たに47人確認したと発表した。そのうち18人は、新宿区内にあるホストクラブでのクラスター(感染者集団)だという。感染者が40人を超えるのは5月5日(57人)以来。都は感染拡大を呼びかける「東京アラート」を11日に解除したが、その後も感染者は増えている。

 東京都によると、14日にクラスターが発覚したホストクラブでは以前にも感染者が確認されており、集団検査を実施して新たに18人の感染が判明した。ほぼ全員が無症状だという。その他にも14人が、接待を伴う飲食店などで感染したとみられる「夜の街」関連だという。

 東京都の小池百合子知事は14日、西村康稔経済再生相や新宿区の吉住健一区長らと非公開で会談。会談後の取材で小池知事は、47人の感染者について「今回は積極的に検査を行った結果としての数字(感染者数)で、かつての数字とかなり違っている」と強調。西村経済再生相も会見で「二次感染を防止するための取り組みが進んでおり、前向きに考えたい」と述べた。

 東京都では①1日あたりの感染…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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