「最後の一冊」に涙も…家族で守った125年、老舗書店が閉まった日

 東京都目黒区の「新高堂書店」が30日、閉店した。

 新高堂書店は1898(明治31)年に台湾で創業し、戦後に日本に移り、中目黒駅前で営業してきた。

 営業最終日となったこの日は、朝から常連客がひっきりなしに訪れた。

それぞれの「最後の一冊」への思い

 小学生のころから40年以上も通い続けている人、毎週、週刊誌を買っていた人、仕事帰りに立ち寄ることを楽しみにしていた人……。

 一人ひとりが「最後の一冊を」と本を選んでいた。涙を流しながら、レジに立つ5代目店主・梅田美音(みね)さん(48)に感謝を伝える人もいた。

 50年以上前の高校生時代に…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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