「武器に頼らず必死の外交努力を」 湯川れい子さんが語る防衛予算

 28日に成立した新年度予算では、防衛費が1兆4千億円の大幅増となった。政府は財源確保のための国債発行を解禁し、増税にも踏み切る方針だ。イラク戦争の復興支援を続けてきた音楽評論家・作詞家の湯川れい子さん(87)に聞いた。

 湯川さんは、日本が防衛費をGDP(国内総生産)比2%まで増やすことで隣国との軍拡競争が進みかねないと懸念してきた。「増額の根拠にも納得できる具体的な説明はなかった。抑止を理由に防衛費を膨らませれば、逆に危険な状況になりかねない」と心配する。

 1月には、大学教授らでつく…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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