「男だったら、子育てすべて妻に任せたい」 出産間近の女性社長が思うワケ「子どもはかわいい、でも……」(withnews)

4代目として就任、風通し良い組織に

「#父親のモヤモヤ」企画では、これまで仕事と家庭のはざまで葛藤する父親たちの声を聞いてきました。その背景には、「子育ては母親の役割」といった性別役割分担の意識や、「無償の愛を注ぐべきだ」という「べき論」がありました。今回は、こうした点について、女性のケースから考えました。 女性は、製造業を営む中小企業の4代目社長です。20代の夫と長男(1)の3人暮らし。間もなく第2子が生まれます。 社長に就任したのは2年前です。それまで会計事務所などで派遣社員として働いていました。「いずれ会社を手伝うことがあるかもしれないと思い、労務や会計といった分野のスキルを高めていました」。前社長である父親も高齢になり、組織の若返りをはかる目的もあって白羽の矢が立ったのは5年ほど前。その後に入社し、「修業」をして社長になりました。 「経験の浅い社長の就任に戸惑いもあったと思います。社員に力を貸してもらうという姿勢で取り組みました」。会社幹部にはこれまで親族が就任してきましたが、その慣例を取りやめ、親族以外の社員を登用しました。組織の風通しはよくなった、と女性は話します。 「男社会」も目の当たりにしました。「それまで、開発会議など、知る限りはどの会議にも女性が参加することはありませんでした」。女性メンバーの参加を促しました。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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