「男子ごはん」家でも 友にカレー作った息子が栗原心平に伝えたこと

 母・栗原はるみさんの跡を継ぐように、自身も料理家としてテレビ番組などにも出演している栗原心平さん。一児の父として家庭でも毎日夕食の用意をしています。最近は子どもも料理の楽しさに気づき始めたそうです。

家庭でも料理担当

 晩ご飯の準備など料理系は僕の役割です。結婚当初は「先に帰宅した方が作る」というルールだったんですが、妻に「あなたがやったほうが早いから」と言われ、それはそうかもしれないなと。

 仕事で試作の点数が多いときは帰宅後に作るのが嫌なときもあります。でも子どもにそれは関係ない。簡単なものでも作ります。うちの子どもにとって料理は父親が作るというのが当たり前なので、友だちの家とかに行くと、びっくりするかもしれません。

 息子の廉平(9)は今小学4年生。入っているサッカークラブは都内でも結構有名なんです。2軍まであって、1軍と2軍を行き来しているぐらいの実力です。

 まだ大したことないんだけど、通っている小学校だと一目置かれるので、「俺ってすごい」と思ってしまう。努力は認めつつも、息子には「上には上がいるよ」という話はよくしています。

父・玲児さんと母・はるみさんの関係

 うちのおやじ(元キャスターの故・玲児さん)も厳しかったんですよ。僕も学生時代にドラムやってて、そっちの道に行こうかなと思ったこともあります。でもことあるごとに「浅はかな経験で物事を測るな」と注意されました。時々息子を注意しながら、ああ自分も言われたなと思い返すこともあります。

 おやじはお米の炊き方一つとってもうるさい人でした。母はよく耐えていたなと思います。

 一方で、母は喜んでもらいた…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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