「白血病の音楽家」を自称、女性から35万円詐取の疑い 46歳逮捕

松島研人

 「白血病を患った音楽家」を装い、交際中の女性(29)から治療費名目で現金35万円をだまし取ったとして、愛知県警は24日、住所不定、無職河野孝典容疑者(46)を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。年齢も10歳ほど若く偽っていたが、女性が河野容疑者の病院の診察券を見て実際の年齢を知り、知人に相談したのが通報のきっかけだったという。

 逮捕容疑は昨年6月、会社員の女性に「白血病の治療に使用している未承認薬の治療費が払えない」とうそを言い、現金35万円をだまし取ったというもの。容疑を認めているという。

 県警によると、2人は2020年12月ごろSNSで知り合い、名古屋市中村区の女性宅で同居していた。県警は、河野容疑者が治療費や税金の支払いなどの名目で女性から総額約2千万円を受け取ったとみて調べている。(松島研人)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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