「目ぱっちり」 白浜の赤ちゃんパンダ、やっとお披露目

 和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで昨秋生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんが12日、一般に公開された。

 昨年11月22日に体重157グラムで生まれたメスの赤ちゃんはこの日で6145グラムに成長し、飼育スタッフに抱かれて登場。7日に歩き始めたばかりだが、用意されたマットレスをはみ出して歩き回るなど元気な様子を見せた。

 従来は生後2週間から1カ月程度で一般公開していたが、新型コロナウイルス感染防止対策が十分に取れないとして公開を遅らせていた。飼育スタッフの品川友花さんは「ぱっちりと目が開き、乳歯も生えてきた。一番可愛い時期の姿を、ようやく見ていただけるようになって大変うれしい」と話した。

 今回は公式サイトでの事前抽選などで観覧整理券を発行。約20人を1グループとして屋内運動場へ入れ、1組の観覧時間を約4分間に制限している。

 千葉県から友人と訪れた金島明日加さん(29)は2014年に生まれた桃浜(トウヒン)と桜浜(オウヒン)の双子以来毎回見に来ており、「これまでの子たちよりだいぶ大きくなってたけど、ちっちゃくて可愛かった」と話した。

 約11万件の応募があった名前は「光浜(コウヒン)」「咲浜(ショウヒン)」「楓浜(フウヒン)」の3候補に絞って11日まで投票を実施した。最多得票を集めた名前を18日に発表する。(大野宏)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment