「睡眠導入剤を飲んだ後殺害」 女子大生死亡、殺人容疑の男供述

石垣明真

 札幌市のアパートの一室で10月8日、北海道小樽市に住む大学生の女性(当時22)が遺体で見つかった事件で、女性を殺害したとして殺人容疑で再逮捕された無職小野勇容疑者(53)=死体遺棄容疑で逮捕=が、「女性が自分で酒と睡眠導入剤を飲んで意識がもうろうとした時に、腕で首を絞めて殺害した」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。

 道警によると、小野容疑者は10月3日から8日の間に、自室で女性の首を腕で絞めて殺害した疑いがある。司法解剖の結果、死因は首を圧迫されたことによる窒息で、死亡推定日は同4日前後だった。

 捜査関係者によると、小野容疑者は「女性とは9月上旬ごろにSNSを通じて知り合い、殺害を頼まれた」と供述。2人は9月27日昼にJR札幌駅で会った。その6日後の10月3日昼には札幌市内で待ち合わせをして、スーパーで酒類を買った後、小野容疑者宅に向かった。小野容疑者宅からは睡眠導入剤が押収されたという。(石垣明真)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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