「箱根や甲子園のような大会に」eスポーツの大学リーグ創設へ、関西の大学生ら奮闘(産経新聞)

 関西の大学生が中心となりコンピューターゲームの腕前で勝敗を競う「eスポーツ」の学生リーグをつくる動きが出ている。26日には、大学日本一を決める大会を開催。eスポーツを通じた人材育成や統一ルールの設計などにも取り組む予定で、大会を主催する「学生e-sports連盟」の副理事長で、立命館大理工学部4年の小澤行央さん(21)は「将来的には箱根駅伝や高校野球の甲子園のように、学生たちの憧れとなるような大会を作っていきたい」と意欲を見せている。(宇山友明)

 ■大学連携強固に

 近年、競技人口や市場規模が急速に広がりを見せているeスポーツだが、日本の大学では、公認の部活動として行われているところはほとんどなく、愛好者らが集まったサークルでの活動が大半。このため、経済的に不安定で、人材育成や競技普及も遅れているとされる。公開競技として採用された2018年のジャカルタ・アジア大会で近畿大の学生が優勝するなど、個人レベルでの活躍はあるが、大学間の横のつながりも希薄なのが現状だ。

 こうした状況を踏まえ、同連盟は今年7月、これまで企画されることが少なかった大学間の大会を定期的に開催し、将来的にはリーグを創設していくことを目的に結成された。立命館大と同志社大、京都大の3校のeスポーツチームの学生ら16人で構成。立ち上げメンバーの一人でもある小澤さんは「毎年、定期的に開催できるような大規模な大会を主催し、学生らのモチベーションを維持する必要がある」と強調する。

 当初は今月13日に京都市内でeスポーツ大学ナンバーワンを決める大会を開催する予定だったが、台風19号の影響で延期に。改めて26日にオンラインの形で開催することにした。初開催の大会では、全国の計約20校の学生がオンラインでバトルロイヤルゲームの腕を競う予定で、大会に参加する大学の選定や大会運営、使用するゲームのルール設定なども連盟の学生らが行う。

 ■人材育成も前進

 今後は東京大や慶応大、早稲田大の学生らも加えて関東支部を立ち上げ、全国に組織拡大を図ることも計画。2回目の大会開催に向けても企画を検討しており、本格的な活動を始めた段階だ。

 eスポーツの大会を主催する上では、使うゲームに応じて開発会社などとの連携も欠かせない。そうした大会運営に参画することで、企画の立案や交渉能力などの社会性を学生に身に付けさせることも目指している。昨年2月に発足した「日本eスポーツ連合(JeSU)」などとタッグを組んで統一ルールも設計したいという。小澤さんは「eスポーツを普及させるためには学生レベルでの発展が欠かせない。学生の力を結集してeスポーツを盛り上げていきたい」と話している。

【関連記事】


Source : 国内 – Yahoo!ニュース

Japonologie:
Leave a Comment