「給料を払ってください」バイト激減の留学生でも使える支援制度 誰でも対象「休業手当」、家賃の給付金も(withnews)

家賃も学費も払えません

こんにちは。NPO法人POSSEの岩橋誠です。今日は、アルバイトがなくなって、学費が払えない留学生の相談です。

【カンボジア人、男性】
こんにちは。私は日本語学校の留学生です。東京のファミリーレストランでアルバイトをしています。いつもは、1週間に25時間くらい働いています。1カ月に12万円くらいもらっています。でも、3月からお客さんが減りました。シフトを減らされて、1週間に10時間くらいになりました。4月に、政府が緊急事態宣言を出した次の日から、お店は閉まりました。店長は「5月になったら、お店はまた営業すると思います」と言いました。でも、休みの間の給料を払うかどうかは、教えてくれません。
学費を毎月5万円、家賃を毎月4万円払わないといけません。貯金もありません。カンボジアの家族もコロナウイルスで困っています。どうすればいいですか。

「給料を払ってください」

緊急事態宣言が出てから、お店が休みになったので、仕事がなくなりました、という相談が増えています。レストランや居酒屋、カフェなどでアルバイトしている留学生も、困っています。

仕事が休みになっても、会社はあなたに給料を払わないといけません。これは法律で決まっていて、休業手当といいます(労働基準法26条)。会社はあなたに、少なくても給料の60パーセント(%)を、払わないといけません。

留学生もアルバイトも、みんな、休業手当をもらうことができます。外国人ももらうことができます。

でも、あなたは60パーセントではお金が足りないと思います。そのときは、「給料を100パーセント払ってください」と会社に求めることができます。もともと、給料を100パーセント払うことがあなたと会社との約束(契約)になっていたからです。

でも、会社は「日本のルールでは払うことができません。」とうそを付くかもしれません。そのときは、POSSEに相談してください。


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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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