「頑張って強い男に」 性被害受けた男性が繰り返してしまったこと

 京都市在住の大月隆生さん(25)は小学校低学年のとき、高校生の男子生徒から性被害を受けた。

 塾で姉のクラスが終わるのを外で待っていると、いつも遊んでくれていた高校生男子が「ポケットにいいものあるよ?」と言ってきた。肩車をしてくれたり、一緒に虫を探したり、あこがれの「お兄ちゃん」だった。

 「ここに入れて」とうながされ、高校生が着ていたジャージーのズボンの左ポケットに手を突っ込んだ。何かがあたる感触があった。「(手を)抜いていいよ」と言われるまで、しばらく触っていた。

【連載】子どもへの性暴力

朝日新聞デジタルでは3月に、「子どもへの性暴力」第8部として未成年の男子が受ける性被害について取り上げました。最近はジャニーズ事務所の問題でも関心が高まっています。企画やアンケートに寄せられた声から、男の子の性被害がはらむ問題や社会の課題について考えます。今回はその1回目です。2回目は6日に配信予定です。

 外に出てきた姉と入れ替わる…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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