「風呂に入れることが何より…」 20日ぶりに蛇口から届いた安心

 能登半島地震の影響で、石川県内では大規模な断水が今も続いている。そんな中、復旧作業が進んだ一部の地区では、徐々に解消され始めている。

 21日、山中の自宅で過ごす輪島市縄又町の松末俊桜(としお)さん(80)が蛇口をひねると、元日以来の水が出て喜んだ。これまで、配給された水や自宅の裏山から流れる水などを利用して、料理や洗い物をしてきた。

 「水が出て、一つ安心できた。風呂に入れることが、何よりうれしい」と20日ぶりの入浴を楽しみにしていた。

 県によると18日現在、県内の8市町、約5万戸で断水中。輪島市や珠洲市、七尾市など6市町は、ほぼ全域となっている。長島一浩

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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