「饗宴の儀」華やかに 外国元首らおもてなし(産経新聞)

 天皇陛下のご即位を祝い、22日夜から皇居・宮殿で始まった祝宴「饗宴(きょうえん)の儀」。今月31日まで4回に分けて開催され、「即位の礼」の中心儀式「即位礼正殿の儀」の参列者や配偶者らを招待。天皇、皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方が臨席し、食事をともにされる。

 第1日のこの夜は、まず外国元首らが宮殿に招かれた。えんび服姿の陛下と、ロングドレス姿の皇后さまは「竹の間」で参列者とあいさつを交わされ、宴会場の「豊明殿」へ。シャンデリアが輝く会場には流麗な雅楽の調べが流れ、キクやアイビーなどの草花を配した華やかな宴席が設けられた。陛下は隣のブルネイのボルキア国王と、皇后さまはスウェーデンのカール16世グスタフ国王と和やかにご歓談。祝宴は遅くまで続いた。

 宴席に先立ち、参列者らには即位礼正殿の儀で天皇陛下が即位を宣明された玉座「高御座(たかみくら)」と、皇后さまが昇られた「御帳台(みちょうだい)」を観覧する機会も設けられた。そのほか、重厚な装束で舞う伝統舞楽「太平楽(たいへいらく)」などのもてなしも用意された。

 饗宴の儀第2日の25日は、国会議員や海外日系人らを招いて着席形式で、第3、4日の29、31日には各界代表らを招いて立食形式で催される。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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