「2年ぶりに帰省」「断捨離」 夏休み、どう過ごす?

皆さんの身近な困りごとや疑問をSNSで募集中。「#N4U」取材班が深掘りします。

 コロナ下で迎える2度目の夏。「第5波」が全国に広がり、旅行や帰省をためらう人も多いのでは。あなたはどう過ごしますか?

 アンケートは16~18日、SNSで悩みや疑問を募る「#ニュース4U」のLINE公式アカウントに登録している「友だち」を対象に実施(570人が回答)。この夏に旅行や帰省の予定があるか尋ねたところ、「はい」と回答したのは134人(24%)、「いいえ」は357人(63%)、「迷っている」は79人(14%)だった。

 大津市の主婦(53)は「自分も家族もワクチン接種ができていないので、この夏休みも我慢。最優先の予定はワクチン接種です」と回答した。

 新型コロナウイルスのワクチンを接種したかどうかで、旅行や帰省を判断する人は他にもいた。大阪府の50代の女性は「実家の両親も私もワクチン接種を終えた。2年ぶりに帰省したい」。鹿児島県の主婦(36)は「ワクチン接種が終わった祖父母に会いに行く」と答えた。

 昨年は旅行や帰省をしたかどうかについても尋ねたところ、「はい」は105人(18%)、「いいえ」は465人(82%)だった。昨年より今年の方が遠出する人の割合が増えているのは、ワクチン接種が進んでいることも一因のようだ。

 一方、「打ちたいけどまだ予約が取れない」と不満を漏らすのは兵庫県の主婦(39)。「大企業に勤めている人は同年代でも職域接種で打てているのに、不公平。去年からずっと巣ごもりで子どもがかわいそうなので、感染対策に気を付けて同じ関西圏内を旅行します」とした。

 この夏も自宅や近場で過ごすと回答した人は多い。岐阜県多治見市の会社員男性(61)は「何も予定はない。断捨離でもします」。静岡県焼津市養護教諭の女性(39)は「近場でご飯を食べたり、テイクアウトを楽しんだりして過ごす」と答えた。

 23日、東京五輪が開幕した。緊急事態宣言下にある東京都の主婦(48)は「この夏も巣ごもり。オリンピックをテレビ観戦するくらいしか楽しみはありません」と答えた。

65%が「五輪楽しめそうにない」

 アンケートでは、五輪を楽しめそうかどうかについても質問。「はい」と答えたのは55人(10%)、「いいえ」は371人(65%)、「わからない」は144人(25%)だった。

 東京都の20代の男性は「は…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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