「4年ぶりに春が来た」 7千のひな人形、神社も寺もポストも彩る

伊藤進之介

 新型コロナウイルスの影響で中止が続き、4年ぶりとなった「かつうらビッグひな祭り」が、千葉県勝浦市で開かれている。待ちわびた観光客らが次々と訪れ、約7千体の華麗なひな人形が街を彩る眺めを楽しんでいた。

 見どころの一つ、市中心部の遠見岬(とみさき)神社では60段の石段に1800体が並んだ。期間中は地元住民が雨天の日を除いて毎朝飾り付け、夜に片付ける。

 近所でソフトクリーム店を営む池田素子さん(78)は2001年の初開催以来、飾り付けをしてきた。「4年ぶりに春が来た気分。河津桜も満開で、初がつおもおいしいこの季節に勝浦に来てほしい」と話した。

 祭りは3月3日まで。(伊藤進之介)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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