【そもそも解説】銃の所持、どう規制されている?3年ごと講習あるが

 長野県中野市で起きた立てこもり殺人事件で逮捕された青木政憲容疑者(31)は、駆けつけた警察官に銃を発砲して殺害した疑いがあります。青木容疑者は、県公安委員会から散弾銃や空気銃など4丁を所持することを認められていました。銃の所持はどう規制されているのでしょうか。

 Q 猟銃や空気銃を持つにはどんな手続きが必要なの?

 A 手続きは銃刀法に定められている。自分が住む地域の都道府県公安委員会に、1丁ごとに申請が必要だ。銃の取り扱いを学ぶ講習を受けたり、実際に銃を撃つ教習を受けたりして許可がもらえる。精神科医らによる診断書の提出が必要で、持つ理由も狩猟や有害鳥獣の駆除、クレー射撃などの「標的射撃」に限定される。許可を受けた猟銃や空気銃の数は昨年末時点で計17万4133丁ある。

 Q 所持を認められたら、ずっと持ち続けられるの?

 A 技能講習を受け、3年ご…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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