【更新中】10年に一度の低温 夕方から夜にかけ関東南部も積雪恐れ

【動画】山形でも降雪強まる=小川尭洋撮影

 この冬一番の最強寒波が24日から日本列島に到来し、各地で荒れた天気が予想されています。交通障害や生活への影響などを、いち早くタイムラインでお届けします。

18:00

金沢市の兼六園は入園者半減

 金沢市の兼六園でも園内の木々が雪化粧していた。管理事務所によると、24日の入園者数は1461人で、前日の半分以下だったという。

 担当者は「午前中は外国の方が中心に訪れたが、午後から強い風が吹き始めて入園者が一気に減った」。25日の開園に向け、枝に積もった雪を落としたり園路の除雪をしたりするという。

16:00

阪神高速湾岸線が強風で通行止め

 阪神高速4号湾岸線の泉佐野南―りんくうジャンクション間が、強風のため午後4時から上下線とも通行止めになった。

17:30

山形新幹線、あす区間運休へ 福島-新庄間

 JR東日本によると、25日は大雪が予想されるため、山形新幹線の福島―新庄間で終日運転を見合わせる。また、東京―福島間でも運休や行き先変更などの可能性があるという。

15:00

 北九州市教育委員会は24日、すべての市立学校を25日に臨時休校すると決めた。大雪の影響で、通学時の安全確保が難しくなるおそれがあると判断した。小学校128校、中学校62校、特別支援学校8校、幼稚園4園、市立高校と戸畑高等専修学校

 24日も、一部の学校で下校時間を早めたり、全中学校で部活動を中止したりする。

 福岡市内では24日午後3時時点で市立学校2校が臨時休校し、19校が下校時間を繰り上げた。25日は、特別支援学校全8校と小中2校が休校を決めたほか、16校が登校時間の繰り下げを予定している。

13:45

山形県内の国道112号の月山道路が通行止めに

 山形県内の国道112号の月山道路(西川町鶴岡市)が、吹雪による視界不良で全面通行止めに。

13:30

西日本を中心に約2240戸が停電

 経済産業省によると、雪の影響で西日本を中心に約2240戸が停電した。24日午後1時半時点で、中部電力約660戸▽関西電力約30戸▽中国電力約580戸▽四国電力約700戸▽九州電力約240戸の停電を確認している。

 各電力会社は発電機車を出し、対応にあたっている。経産省では20日午後3時に災害連絡室を設置している。

13:30

九州内の高速道路、午後から予防的通行止め 西日本高速道路

 西日本高速道路は午後2時以降、大雪に備えて、九州内の高速道路の一部を予防的に通行止めにする。

 午後1時半時点で通行止めとなっているのは、九州道の福岡インターチェンジ(IC)―小倉東ICの上下線、東九州道の中津IC―北九州ジャンクション(JCT)の上下線など。

 このほか、午後2時からは、九州道や長崎道西九州道や大分道の一部区間と、長崎バイパスの全線を通行止めにするという。

 また、福岡北九州高速道路公社によると、北九州都市高速道路は24日午後0時40分過ぎから、1~5号線が全線で通行止めになった。積雪や路面凍結、見通し不良のためという。

12:15

日本海側、24日夕方から降雪強く 短時間で積雪急増も 気象庁

 気象庁は24日正午過ぎ、大雪の見通しを更新し、発表した。昨日から大きな変化はないが、期間や範囲を変更した。

 それによると、広範囲の大雪は25日まで、局地的な大雪は26日まで続く見通し。

 日本海側ではすでに広い範囲で雪が降っている。特に24日夕方から25日昼前は東日本と西日本の日本海側を中心に降雪が強まり、積雪が短時間に急激に増える所がある。

 24日夕方から夜にかけて普段降雪が少ない関東南部の平野部でも雪が降り、積雪となる所がある。気温は引き続き全国的にかなり寒くなり、10年に一度ほどの低温となる。

10:00

 JR西日本は、強い冬型の気圧配置による大雪に備えて、京都・神戸線や大阪環状線、奈良線などの京阪神の路線で、24日中に運休の可能性があると発表した(午前10時現在)。JR西は最新の情報に注意するよう呼びかけている。

 JR西近畿統括本部によると、近畿北部の山陰線や舞鶴線などの一部区間については、この日午前中から順次運休を始めた。「こうのとり」や「スーパーはくと」など特急列車も計33本が運休する。

 25日も運休の可能性がある。最新の運転状況は、JR西のホームページ(http://trafficinfo.westjr.co.jp/list.html)で確認できる。

8:30

日本海側の空の便に影響

 日本航空は北陸など日本海側を発着する62便を欠航する。全日空も43便の欠航を決めた。

8:00

新幹線、運休や大きな遅れはなし

 JR東海とJR東日本、JR西日本、JR九州によると、管内の新幹線に運休や大きな遅れは出ていない。

    ◇

 この冬一番の強い寒気が日本の上空に流れ込む影響で、24日から26日にかけて北日本から西日本の日本海側では大雪となり、太平洋側の平地でも雪が降る見通しだ。気温も全国的に「10年に一度」の寒さが予想されるとして、気象庁が警戒を呼びかけているほか、国土交通省も不要不急の外出を控えるよう求めている。

 気象庁によると、25日午前6時までの24時間に予想される降雪量はいずれも多いところで、北陸90センチ▽関東甲信、近畿、中国70センチ▽東北、東海60センチ▽北海道、九州北部40センチ▽四国30センチ▽九州南部20センチとなっている。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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