【速報中】安倍元首相の遺体を乗せたとみられる車、都内自宅に到着

 参院選の街頭演説中に安倍晋三元首相(67)が銃撃され、亡くなるという事件から一夜が明けました。投開票日を翌日に控えた9日、与野党の幹部らは「暴力で民主主義は封殺できない」として、それぞれの形で選挙運動を続ける方針です。一方、警察は、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した山上徹也容疑者(41)の捜査を進めています。政治や捜査の動きを追います。

13:36

遺体を乗せたとみられる車、自宅到着 自民幹部が出迎え

 安倍晋三元首相の遺体を乗せたとみられる車が、東京都渋谷区の自宅に到着した。自民党幹部らが出迎えた。

12:42

日本医師会・松本会長「コロナ対応、鋭意奮闘頂いた」

 日本医師会の松本吉郎会長は、「安倍晋三元総理の突然の訃報(ふほう)に接し、深い悲しみを覚えています。日本が世界に誇る国民皆保険の堅持にご理解をお示し頂く中で、国民医療の保持増進に多大なるお力添えを賜りました。また、新型コロナウイルス感染症という未曽有の事態に対しては、国民の生命と健康を守るために鋭意奮闘頂きました。これらのご功績に対して、改めて感謝の意と尊敬の念を表するとともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げます」などとするコメントを出した。

11:35

トルコ国籍の男性が献花「ウイグル問題に関心持ってくれた」

 事件の起きた奈良市の近鉄大和西大寺駅近くの献花台に、数十メートルに及ぶ長い列ができた。日本ウイグル協会のメンバーでトルコ国籍の自営業バイユズ・マウランさん(49)=神戸市西区=は「安倍氏はこれまでウイグル問題に強い関心を持ってくれた。日本のような平和な国でこんな事件が起きるのは信じられず、悲しい」と語った。

11:10

岸田首相、街頭演説を再開 「暴力には屈しない」

 自民党総裁岸田文雄首相は福島市で街頭演説に立った。事件後に演説を取りやめていたが、9日午前に再開。「事件を受け、今日の街頭での遊説も中止したほうがいいのではないかと言う方もいた。しかしながら、民主主義を守るためには、この参院選、自由で公正で、そして安全な形で完結させる責任が私にはあると思う。暴力には決して屈しない。最後までこうしてみなさんの前に立ち、選挙において訴えを続けたい」と語った。聴衆とのグータッチは見送った。

11:10

日本維新の会も演説再開 松井代表「マイク持つのちゅうちょした」

 日本維新の会の松井一郎代表は、安倍晋三元首相の銃撃事件後にとりやめていた遊説を、京都府亀岡市の街頭演説から再開した。警察官が警戒を強めるなか、「残念で悲しい事件があった。こういう時期にマイクを持つのは少しちゅうちょした。だが、暴力によるテロ攻撃に屈するわけにはいかない」と力を込めた。

 松井氏は「行政のあり方、構造は昭和のまま。次の世代が安心して安全に住み続けられる国をつくるには、構造改革をしなければならない。大阪の改革は日本中で通用する」と、主張した。

11:00

菅前首相、遺体と対面 「いろんな思い出がある」 

 第2次安倍政権官房長官を務めた菅義偉前首相は都内で記者団の取材に応じ、「今日までの実績、影響力はきわめて大きい元総理だった」と安倍晋三元首相の死去を悼んだ。菅氏は8日夜、奈良県内で安倍氏の遺体と対面したという。

 北朝鮮による拉致問題への取り組みがきっかけで、安倍氏から食事に誘われた思い出を語った。「確か当選2回だったと思う。北朝鮮拉致問題を、私が総務会で色々発言したので、『菅さんの言っていることは正しい、一緒にやっていきたい。協力はいくらでもする』と。そこからのつながりだった。いろんな思い出がある」と述べた。

10:40

国民・玉木代表 警戒強化し演説再開

 国民民主党玉木雄一郎代表は川崎市内で遊説を再開した。安倍晋三元首相の銃撃事件を受け、スタッフが警戒を強めた。玉木氏は遊説後、東京都内に移動して記者団に「昨日のことがあったので、私自身も、聴衆の方にも何か不測の事態があってはいけない」と述べた。「萎縮したり自粛したりすると、暴力行為を行った者に利益を与えることになる。通常活動をしっかりしていくし、有権者との触れあいもこれまで同様にやっていきたい」と強調した。

10:40

選挙活動やめなかった共産 志位委員長「民主主義守り抜く」

 共産党志位和夫委員長は…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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