おせっかいな「大阪のおばちゃん」、なぜ生まれた? 庶民の街で

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永田豊隆、大蔦幸

 「東京のおばちゃん」とか「名古屋のおばちゃん」と聞いても特別なイメージは浮かばない。でも、「大阪のおばちゃん」は違う。

 おせっかい、派手好き、あつかましい、ヒョウ柄、あめちゃん。強烈な姿がすぐに脳裏に浮かぶ。他の地方にこんなおばちゃんはいないはずだ。

 なぜ、いつから、こんなイメージが定着したのか。

記事の最後で、大阪出身のシンガー・ソングライター、矢井田瞳さんに「大阪のおばちゃん」について語っていただきます。

 大阪のおばちゃんに直接聞いてみた。地元の「自称」アイドルグループ、オバチャーンの中心メンバー3人を大阪市内の事務所に訪ねた。

 「ちょっと、今日は撮影ないってほんま? あたし、徹夜でメイクしたんやけど!」。あいさつも早々、「しゃべりの達人」と自他ともに認める宇口久子さん(75)に絡まれた。

 記者がたじろいでいると、舟…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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