自家製そばを販売するなどの兼業を許可を得ずにしていたとして、岡山市は30日、北区役所の係長級の男性職員(60代)を戒告の懲戒処分とし発表した。兼業は7年にわたり、計約370万円の売り上げがあったという。
市人事課によると、男性職員は2014年から岡山市内の自宅に知人らを招き、そば打ちの講習会を開催。1セット千円でそばを販売していた。また、18年からは京都市内のマンションでも講習を開き、参加費千円を取っていた。材料には自ら栽培したそばを使っていたという。
さらに昨年6~9月には国の持続化給付金などを申請し、約130万円を受給していた。すでに自主返納したというが、市は不正受給などの可能性を考慮し、県警岡山西署に報告した。
2月8日、市に匿名の通報があり発覚。男性職員は市の聞き取りに対し、「そば打ちは趣味で始めた。兼業の認識はなかったが、不適切だった。申しわけない」と話したという。(中村建太)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment