つかんだ「世界一」に笑顔 ゴルフの10歳&クロスミントンの新女王

有料記事

杉山圭子 石川瀬里

 この夏、東京都内から複数の「世界チャンピオン」が誕生した。青梅市の女性は新スポーツで頂点を極め、府中市の小学生はゴルフで世界のトップに立った。2人はそれぞれ地元の自治体を訪ね、今後の夢や抱負を語った。

 阿部優理菜さん(27)は、ドイツ生まれの新競技「クロスミントン」で世界を制した。青梅市で生まれ育ち、現在は同市内の医療機関で勤務する。22日には浜中啓一市長を表敬訪問して優勝を報告。「これからも活躍を続け、競技を広めていきたい」と語った。

 クロスミントンは、バドミントンに似た競技。向かい合った選手同士がラケットで羽根を打ち合い、相手のコートに落とすと得点できる点では同じだ。ただ両コート間にネットはなく、12・8メートル離れていることが特徴の一つ。羽根は「スピーダー」という名前で、バドミントンのシャトルよりスピードが出やすい作り。「スピードバドミントン」と呼ばれた時期もあった。2001年に考案されて欧州で広まり、04年に米国を経て日本にも紹介されたとされる。

■「バドミントン」から「クロ…

この記事は有料記事です。残り1374文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment