のみこみやすく見た目も改良 「嚥下スイーツ」で笑顔に

歯科衛生士・丸岡三紗さん

 今回ご紹介するのは、香川県琴平町の山本眞義さん(享年90)です。山本さんは、脳梗塞(こうそく)を2回発症し、右半身まひの状態でした。脳梗塞になると、嚥下(えんげ)機能も弱まり、のみ込みも難しくなるのです。胃に直接チューブで栄養を入れる胃ろうを造設していました。

 キーパーソンは、同居の長女さん(56)でした。別居の次女さんも介護に協力的でした。

 長女さんは献身的でした。「お父さんは食べることが大好き。食べていないお父さんは、人間らしくない」と言って、一生懸命食べさせる訓練をしていました。

 山本さんは、昔から大食漢で…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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